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工場に導入した木質バイオマスの熱電併給システム、エネルギー利用効率70%

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工場に導入した木質バイオマスの熱電併給システム、エネルギー利用効率70%

コマツ(東京都港区)は、国内の主力工場のひとつである粟津工場(石川県小松市)敷地内に、石川県の未利用間伐材の木材チップを使用する熱電併給システム、「バイオマス蒸気ボイラシステム」を新たに設置した。

同システムは、ボイラからの蒸気を発電に利用するだけではなく、排熱自身も空調などに最大限利用することで高いエネルギー効率を実現。これにより昨年5月に竣工した同敷地内新組立工場が目標とする年間購買電力量の90%以上削減を2015年度にも達成する見込み。

粟津工場バイオマス蒸気ボイラシステムの特長

粟津工場バイオマス蒸気ボイラシステムの特長

同システムは、バイオマスボイラ(4台)、蒸気コンプレッサ(1台/75kW)、蒸気式発電機(2台/210kW)などから構成される。利用熱量は3,200kW(発電+排熱)。エネルギーの利用効率は約70%に達する。木材チップ使用量は7,000トン/年(供給元・かが森林組合)。購買電力削減効果は約150万kWh/年。設備投資額は約4億円。今年4月に本格稼働予定。

今回の取り組みは、コマツ、石川県、石川県森林組合連合会との3者で昨年2月に締結した「林業に関する包括連携協定」の具体的な第一歩でもある。地元の未利用の間伐材を中心とした循環サイクルを生み出し地域を活性化することで、「地方創生」と「エネルギーコストの低減」の両立を目指す。

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