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東京メトロ、節電に向け整備進める 回生電力・太陽光発電などが稼働開始

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東京メトロ、節電に向け整備進める 回生電力・太陽光発電などが稼働開始

東京メトロは、電車がブレーキをかけたときに生じる回生電力を駅施設等に供給できる駅補助電源装置を東陽町駅ほか6箇所に設置し、稼働を開始した。

また、東京メトロは2015年3月28日に西船橋駅の太陽光発電システムを新たに稼働させ、東西線地上駅8駅での合計最大出力が1MWとなるメガソーラー規模の「東西線ソーラー発電所」を完成させた。

駅補助電源装置は2014年6月から東西線妙典駅で稼働していたが、このたび丸ノ内線 茗荷谷駅、東西線東陽町駅、西船橋駅、有楽町線池袋駅、有楽町駅、豊洲駅、新木場駅に順次導入される。

仕組み

東京メトロは以前から車両ブレーキによって生じる回生電力を、他の走行中の電車の加速に必要な電力として使用することで省エネルギー化を図っていた。しかし、使い切れない回生電力があることから、これを駅補助電源装置へ介することで、照明や空調、エスカレーターなどの駅施設やその他鉄道施設用の電力に変換し活用する。この駅補助電源装置の稼働により、1駅あたり1日約600kWh(一般家庭の60軒分の消費電力に相当)の電力供給が見込め、8駅での合計で年間約175万kWhの省エネ効果が期待される。

さらに、このたび、東京メトロ線内の駅で太陽光発電システムを新たに稼働する。太陽光発電システムの設置が完了したのは、日比谷線南千住駅、東西線(西葛西駅~西船橋駅)8駅、千代田線北綾瀬駅の合計10駅。

新たに導入された西船橋駅の太陽光発電システムの最大出力は166kW。発電開始後の年間発電電力量は約166,000kWh。これにより、CO2排出量換算で約76t(一般家庭48世帯分)が削減される。発電した電力は、駅のエスカレーター・エレベーター、照明等の付帯用電力に使用し、発電量が多い場合、隣接の駅に融通して利用することが可能である。

駅補助電源装置

駅補助電源装置

なお、全8駅での年間発電電力量は約109万kWhと予定されており、これは南砂町駅~西船橋駅で消費する付帯用電力の12%に相当し、年間508tのCO2排出削減につながる見込みである。

東京メトロでは、2020年度に向けた長期環境戦略「みんなでECO. 」を掲げ、東西線地上駅へメガソーラー規模の太陽光発電システムを導入する「東西線ソーラー発電所」計画を展開している。今回の駅補助電源装置とソーラー発電所の設置はその一部。今後も東京メトロは、再生可能エネルギーの利用を進め、環境負荷低減に貢献していく構えだ。

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