下水道の革新的な技術、求ム。 国交省が「再生水利用技術」などの提案を公募
国土交通省は、平成27年度の「下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)」に関する実証事業の提案の公募を開始した。これは、下記5つの技術について、現地施設または実規模レベルのプラントを用いて実証を行うもの。
- 陥没の兆候を検知可能な技術
- 腐食の発生を検知可能な技術
- 浸入水の発生箇所を検知可能な技術
- クラックなどの劣化をより効率的に検知可能な技術
- 再生水利用技術
このうち「再生水利用技術」においては、消毒技術、水処理技術、または両技術の組み合わせを対象とする。この再生水利用技術を下水処理場に導入し、「ライフサイクルコスト縮減効果」、「消費エネルギー量削減効果」、「GHG排出量削減効果」、「水質の安全性」、「システム性能の信頼性」を調査・検討・実証のうえ、得られた知見やデータによる分析・研究の成果を報告書としてとりまとめる。
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