> > 宮崎県の商工会議所、LED街路灯を全額補助金で導入 犯罪・交通事故を抑制

宮崎県の商工会議所、LED街路灯を全額補助金で導入 犯罪・交通事故を抑制

記事を保存
宮崎県の商工会議所、LED街路灯を全額補助金で導入 犯罪・交通事故を抑制

宮崎県小林市の小林商工会議所は、同市のメインストリートである国道221号を中心とした、人通りの多い3通り(総延長約2,190m)に112基の多機能次世代ソーラーLED街路灯を新設した。

街路灯は、「青色白色複合LED照明」と「反射技術を活用したLED照明」を組み合わせて開発した灯具を、全国で初めて使用し、犯罪抑止効果や交通死亡事故減少などの効果が期待されている。

総事業費は約8,640万円で、設置にかかる費用は全て、国と小林市の補助金でまかなわれている。国庫補助は、平成25年度補正商店街まちづくり事業(経済産業省)を活用して約5,333万円(総事業費の約2/3)。小林市は約3,307万円(総事業費の1/3+消費税相当分)を補助した。

また、LEDのほか、電気代を必要としない太陽光発電パネルと長寿命のリチウムイオンバッテリーを備えている。環境に優しく、地震や台風などの災害時、停電した夜間においても道路を照らすことができる。特に災害時の停電の際、防災の拠点となる市役所と、けが人などを搬送し救急救命病院となる市立病院を結ぶ道路を照らすことができ、災害活動の支援にも貢献できる。

LED街路灯の上に載っているキャラクターは「小林チョウ左衛門」(通称・こばっちょ)

LED街路灯の上に載っているキャラクターは「小林チョウ左衛門」(通称・こばっちょ)。小林市と小林商工会議所では、「チョウザメ・キャビア課」を設置し、小林市の新グルメ「チョウザメ料理」もPRしていく。

2つのLED照明の特徴

「青色白色複合LED照明」は、青色と白色を複合させることで、心理学的に、犯罪抑止効果がある光源として開発しており、犯罪の防止などへの効果が期待される。「反射技術を活用したLED照明」は、通常のLEDと比べ、濃霧時や高齢者にも見やすい光源として開発され、昼間の約2倍の件数にのぼる、夜間の交通死亡事故の抑制に効果があるとの検証結果が出ている。この二つのLED照明を組み合わせた灯具により、犯罪の防止や削減、夜間の交通死亡事故の抑制などへの効果が期待される。

維持が難しくなっていた旧街路灯。補助を受けて新しく整備

これまで設置していた旧街路灯は、各商店街単位で維持管理を行ってきた。しかし、電気料金の支払いや維持修繕などの経費がかかるため、ここ数年消灯している商店街もあり、今後の維持管理に関し、不安視される状況があった。また、街路灯が消灯していると、夜間に中心市街地を通行する学生、買い物客や一般歩行者などの安心・安全にも影響を与えかねないという状況もあった。

そこで小林商工会議所では、中心市街地(各店舗、商店街など)を取りまとめ、小林市と協議しながら、既存の街路灯111基を撤去し、中心市街地全体の街路灯を、ランニングコストのかからない省エネの街路灯として新しく整備することを決定した。

設置場所

国道221号を中心に、市立病院交差点付近から西町交差点付近までと駅前通りの3通りを含む総延長約2,190m(駅前通り:L=120m、新天街通り:L=170m、赤松通り:L=100m、中央通り含む西町~市立病院前:L=1,800m)。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.