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東京電力、急に寒くなって電力足りず・・・ 電力自由化の新組織が初の融通指示

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東京電力、急に寒くなって電力足りず・・・ 電力自由化の新組織が初の融通指示

東京電力は、8日、気温の低下による暖房需要の増加などから、電力不足のおそれがあるため、中部電力と東北電力から100万kWの電力の融通を受けた。4月1日に発足した、全国規模での電力融通を調整する組織「電力広域的運営推進機関」が、東京電力の要請を受けて、初めて電力2社に対して電力融通の送電に関する指示を出した。

日本列島は、8日は、寒気の影響で真冬並みの寒さとなった。関東甲信越地方も厳しい冷え込みとなり、東京都心でもみぞれや雪となった。

その結果、東京電力は同日、電力需給見通しがピーク時間帯(18時~19時)で4,030万kWとなる見込みとなった。これに対して、自他社火力発電所の増出力運転などの供給力対策を実施したが、供給力は4,157万kW、使用率96%(予備率3.1%)と厳しい需給状況になると想定された。

このため、同社は、同日18時から21時まで、電力2社から100万kWの応援融通(全国融通)を受電することとした。この結果、ピーク時の供給力は4,257万kW、使用率94%(予備率5.6%)となった。

電力広域的運営推進機関は、東京電力区域の需給状況改善のため、同日18時から21時まで、中部電力は東京電力に60万kWの電気を供給すること、東北電力は東京電力に40万kWの電気を供給すること、東京電力は中部電力と東北電力から100万kWの電気の供給を受けることを指示した。指示をしたのは同日17時30分。

東北電力は、東京電力への電力融通後における同社管内の電力需給バランスについて、供給力1,222万kW、想定最大需要1,100万kW、予備率11.1%となり、融通実施後も比較的余裕のある見通しであることを発表している。

【参考】
電力広域的運営推進機関 - 需給状況改善のための指示の実施について
東京電力 - 本日(4月8日)の電力需給見通しおよび応援融通の受電について
東北電力 - 東京電力への電力融通について

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