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使いやすいバスの交通網整備に補助金決定 マイカー利用を減らしてCO2削減

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環境省は、マイカーからCO2排出量の少ない公共交通へのシフトを推進するために、自治体とバス会社等が共同で実施する3件の「BRT(バス高速輸送システム)」事業等に補助金を交付する。

事業の名称は「平成27年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(低炭素化に向けた公共交通利用転換事業)」。同省は本事業に係る補助事業者の公募を行い、応募があった3件すべてを採択した。

本補助金では、マイカーから公共交通への転換を推進するための公共交通利用転換事業計画の策定(公共交通利用転換事業計画策定事業)および当該計画の具体化のために必要となる事業(公共交通利用転換事業)の実施に要する経費の一部を補助するもの。

補助率は公共交通利用転換事業計画策定事業が1/3、公共交通利用転換事業が1/2。総補助金額は6.5億円(複数の事業を対象)。

今回採択された事業は、神奈川県藤沢市(共同事業者:神奈川中央交通)の公共交通利用転換事業計画策定事業・公共交通利用転換事業、近江鉄道(同:滋賀県草津市)と西日本鉄道(同:福岡県福岡市)の公共交通利用転換事業の3件。

神奈川県藤沢市の公共交通利用転換事業計画策定事業では、周辺の交通状況(渋滞等)を勘案した上で、具体的なバス運行の改善を図る計画を策定する。併せて計画によるCO2排出量削減の算定を行う。また公共交通利用転換事業では、湘南大庭地区でのBRT事業等の実施により、公共交通利用環境の改善、および自動車から公共交通への利用転換を促進することにより、CO2排出量の削減を図る。

日本の交通体系は、地方都市部を中心に自家用自動車への依存度が高くなっている。低炭素型の社会を目指すためには、公共交通ネットワークの再構築や利用者利便の向上に係る面的な取組みを支援することにより、マイカーからCO2排出量の少ない公共交通へのシフトを促進することが求められている。

BRT(バス高速輸送システム)は、バスをベースとした大量輸送システムのことをいう。国土交通省の資料によると、一般的に「バス専用道路等により、軌道系交通と比較しても遜色のない機能を有し、かつ柔軟性を兼ね備えたバスをベースとした都市交通システム」と定義されている。バス専用の走行空間確保が必須となる。

【参考】
環境省 - 平成27年度低炭素化に向けた公共交通利用転換事業に係る補助事業の採択結果

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