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トンネルや道路、LED照明を使える範囲が拡大 国交省がガイドライン改訂

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トンネルや道路、LED照明を使える範囲が拡大 国交省がガイドライン改訂

国土交通省は、近年のメーカーによる技術開発の結果、LED照明の適用範囲の拡大が可能となったことから、「LED道路・トンネル照明導入ガイドライン(案)」を改訂した。

具体的には、道路照明(3車線の一般国道、国が管理する高速自動車国道)、トンネル入口部・出口部照明、歩道照明の適用条件の追加などの改訂を行った。

適用範囲が拡大

道路照明

2011年時点では、3車線の一般国道、高速自動車国道の照明灯が未対応だったが、LED照明技術の配光性能向上により、今回、道路照明の適用条件を追加した。

トンネル照明

2011年時点では、基本照明のみ適用(入口部・出口部照明は未対応)だったが、LED照明技術の配光性能向上により、緩和部用高圧ナトリウム灯相当の高出力化を実現し、今回、入口部・出口部照明の適用条件を追加した。

歩道照明

2011年時点では、歩道等の設計条件はなかったが、今回、歩道などの照明設計条件を追加した。

技術仕様も明確化・見直し

LED道路照明器具 器具種類(カットオフ配光)の明確化

2011年時点では、配光(カットオフ)のみ規定していたが、カットオフ配光を標準、設置条件や周辺環境に応じてセミカットオフ配光も選定可能となり、カットオフ配光 光度規制値を追加した。

道路照明・トンネル照明用LEDモジュール 相関色温度範囲の見直し

2011年時点では、実証実験応募製品の特性により、基本照明の相関色温度5000K~7000Kの範囲に規定していたが、「従来光源のNH相関色温度は2100K」「JIS Z 9112よりLED光源の色温度範囲は2600K~7100K」「暖色光が好まれる地域、駅前広場、トンネル非常駐車帯等への対応」を考慮し、低い色温度のLEDモジュールの採用も可能とした。

LEDモジュール・制御装置 定格寿命等の見直し

LED照明技術の性能向上による特性見直しにより、以下の通りとなった。

  • LEDモジュールの寿命/光束が点灯初期の80%未満になった時点
  • 基本照明のLEDモジュール・制御装置の定格寿命/90,000時間
  • 入口部・出口部照明のLEDモジュール・制御装置の定格寿命/75,000時間
  • 制御装置の耐雷サージ性能(コモンモード)/15kV

同ガイドラインは、LED照明技術の的確で円滑な導入を図るため、基本的条件、照明設計の手法、照明灯具の技術仕様、ライフサイクルコスト算定、導入手法などの考え方をまとめたもの。前回は、2011年9月に公表している。

【参考】
国土交通省 - LED道路・トンネル照明導入ガイドライン(案)の改訂

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