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工場などの排水、「トリクロロエチレン」の排出基準値が強化

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環境省は、トリクロロエチレンの有害性が見直されたことから、全公共用水域に排出される工場や事業所からの排出水に対する基準を強化する。

4月21日、中央環境審議会水環境部会において、「水質汚濁防止法に基づく排出水の排出、地下浸透水の浸透等の規制に係る項目の許容限度等の見直しについて(報告)」が取りまとめられた。この部会では、2014年11月に環境基本法における環境基準値の変更が行われたことから、トリクロロエチレンに関する排水基準についても、新たな排水基準を設定することが適当であるとされた。

環境省は、これを受けて、トリクロロエチレンに関する水質汚濁防止法に基づく排出水の排出、地下浸透水の浸透等の規制に係る項目の新たな基準値は、以下の通りとした。

トリクロロエチレンに関する基準値の見直し

基準 新たな基準値 現行の基準値
排水基準 0.1mg/L 0.3mg/L
特定地下浸透水が有害物質を含むものとしての要件(地下浸透基準) 0.002mg/L
(据え置き)
0.002mg/L
地下水の浄化措置命令に関する浄化基準 0.01mg/L 0.03mg/L

水質汚濁防止法に基づく水質汚濁の防止に関する措置の有害物質の排水基準、地下浸透規制等については、その時代毎に汚染実態等を踏まえて順次項目の追加を行い、規制を適正に行ってきた。これによって、水質汚濁に関する環境基準の維持・達成、水質汚濁の防止、ひいては国民の健康保護が図られてきた。

【参考】
環境省 - 水質汚濁防止法に基づく排出水の排出、地下浸透水の浸透等の規制に係る項目の許容限度等の見直し

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