東京ガスなど新開発のコジェネレーションシステム(ガス)、総合効率71%に

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※画像はイメージです
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東京ガス(東京都港区)、三菱重工業(東京都港区)、三浦工業(愛媛県松山市)、神戸製鋼所(兵庫県神戸市)の4社は、ガスエンジンの廃温水を蒸気として高効率に回収するコジェネレーションシステムを開発した。三菱重工業と東京ガスグループは、今年7月から本システムの販売を開始する。

本システムは、これまでメーカー3社それぞれが市場投入している製品をベースに組み合わせることで、ガスエンジンの廃熱を、温水から蒸気に効率よく変換し利用することを可能にした。その結果、排ガスボイラのみから蒸気を回収する場合と比べ、蒸気回収効率が18.4%から28.4%に約10%向上し、電力と蒸気を合わせた総合効率で約71%を達成。さらに、蒸気の使用量が減る期間には通常のガスエンジンコジェネ単体の稼働に切り替えることを可能にするなど、ユーザーの使用状況に応じ設定を変更できるよう利便性にも配慮した。

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