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「バイクは混合バイオ燃料に」、「排ガスの試験方法を世界基準に」など省令改正

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環境省は、二輪自動車や原動機付自転車において、E10及びETBE22を含むガソリンを燃料とすることや、3.5tを超えるディーゼル車等の排出ガスの試験方法を世界統一試験サイクルに変更すること等、関係省令の改正を行った。施行期日は6月24日。

同省は24日、「大気汚染防止法第二条第十四項の自動車及び原動機付自転車を定める省令」および「自動車排出ガスの量の許容限度」の一部を改正したと発表した。

環境省では、排出ガス試験方法については、国際調和を行い、自動車排出ガス低減を図っていくことを目的に、乗用車等の排出ガス試験サイクルについて、順次、現行の排出ガス試験サイクル(JC08モード)を、世界統一試験サイクルWLTCに変更する方針を示している。

「E10」は、ガソリンにバイオエタノール(植物由来のエタノール)を10%(体積比)混合した燃料。「ETBE22」は、バイオエタノールと石油系ガスのイソブテンから合成したエチルターシャリーブチルエーテル(ETBE)をE10の含酸素率3.7%と同等値となるようガソリンに混合させた燃料。

エタノール10体積%混合ガソリンに対応した二輪自動車の排出ガス試験方法及び許容限度目標値が示されたこと受けて、所要の改正を行った。

改正の内容等は以下のとおり。

大気汚染防止法第二条第十四項の自動車及び原動機付自転車を定める省令(昭和43年運輸省令第58号)の一部改正

大気汚染防止法第二条第十四項の環境省令で定める二輪自動車及び原動機付自転車は、E10及びETBE22を含むガソリンを燃料とする二輪自動車及び原動機付自転車とすること等の改正を行う。

自動車排出ガスの量の許容限度(昭和49年環境庁告示第1号)の一部改正

車両総重量が3.5tを超えるディーゼル車の排出ガスの量の許容限度等を一部改正する。

  • 排出ガス試験サイクルを世界統一試験サイクルWLTC及びWHSCに変更する。
  • 従来のエンジン暖機時排出ガス試験に加え、エンジン冷機時排出ガス試験を導入する。
  • ブローバイガスとして排出される非メタン炭化水素について、排気管排出ガスと合算した場合の許容限度を新設する。

二輪自動車及び原動機付自転車の排出ガスの量の許容限度等を一部改正する。

  • 使用する燃料をE10及びETBE22を含むガソリンとする。
  • 排出ガス試験サイクルの一部を世界統一試験サイクルWMTCに変更する。
  • 駐車時燃料蒸発ガスの許容限度を新設する。

改正の経緯は、以下のとおり。

平成22年7月の中央環境審議会「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について(第十次答申)」および平成27年2月の中央環境審議会「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について(第十二次答申)」において、車両総重量が3.5tを超えるディーゼル車の排出ガス試験方法及び許容限度目標値が示され、また、平成24年8月の中央環境審議会「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について(第十一次答申)」において、エタノール10体積%混合ガソリンに対応した二輪自動車の排出ガス試験方法及び許容限度目標値が示されたこと受けて、所要の改正を行うものである。

【参考】
環境省 - 「大気汚染防止法第二条第十四項の自動車及び原動機付自転車を定める省令」及び「自動車排出ガスの量の許容限度」の一部改正について

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