上水道で小水力発電 ダイキンの実証システムが福島県の管水路に導入

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※画像はイメージです
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ダイキン工業(大阪府大阪市)は7月30日、上水道の水流エネルギーを利用して発電する「管水路用マイクロ水力発電システム」の実用化に向けて、大野台浄水場(福島県相馬市)で本格実証運転を開始する。

同実証では、同社が開発した発電能力が高く小型で低コストのマイクロ水力発電システムを上水道施設に設置し、今まで使われていなかった水流エネルギーを活用した水力発電の実証研究に取り組む。実証場所の最大有効落差、最大流量条件から、発電電力は最大71.4kW、最大年間発電量は619MWh(一般家庭172軒分相当)を見込んでおり、実使用環境における発電能力を検証する。実証期間は2015年12月までの予定。

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