京都に完全人工光型植物工場 水資源98%リサイクル・独自LEDでコスト3割減

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※画像はイメージです
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スプレッド(京都府京都市)は、育苗から収穫までを完全自動化した日産3万株の完全人工光型植物工場の建設プロジェクトを開始した。

これは、グローバル展開を見据えた環境対応と低コストを実現させた同社開発の「Vegetable Factory™」事業展開の第2弾。環境面では、工場内で栽培に使用する水の98%をリサイクル可能にしたり、世界中のあらゆる環境下で安定生産が可能な栽培環境制御技術を開発した。コスト面では、同社専用のLED照明と独自の空調システムを開発し1株あたりのエネルギーコストを30%削減、1株あたりの初期投資コストを25%削減、栽培工程の完全自動化で人件費を50%削減するなどし、単位体積あたりの生産性が従来の亀岡プラント(京都府亀岡市)と比較し約2倍に向上した。

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