フランスの「消費量を上回るエネルギーを生み出すビル」、実証運転スタート

NEDOは、フランスのリヨン市で取り組んでいるスマートコミュニティ実証事業において、「HIKARI(ヒカリ)ビル」の実証運転を開始した。同事業は東芝がNEDOより委託を受け実施している。また、建設はフランスの大手建設会社のブイグ社が請け負った。
このビルは、リヨン市再開発地域内に新設された、オフィス・住居・店舗からなる複合ビルだ。同ビルに太陽光発電や蓄電池、冷水蓄熱用蓄熱物質などの蓄エネ機器、蓄電池などの省エネルギー機器を設置しエネルギーマネジメントシステム(EMS)で統合管理することにより、エネルギー消費量を10%以上削減し、消費量を上回るエネルギーを生み出すポジティブ・エナジー・ビルディング(PEB)としての実証を行う。
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