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冷蔵庫・冷凍庫の省エネラベル、省エネ基準達成が★5つ必要に

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冷蔵庫・冷凍庫の省エネラベル、省エネ基準達成が★5つ必要に

経済産業省は、小売事業者が表示する統一省エネラベルにおける多段階評価基準の改正(案)等に対する意見公募(パブリックコメント)を12月29日より開始した。意見募集の期間は1月27日まで。寄せられた意見は最終的な決定における参考とする。

改正案には、電気冷蔵庫・電気冷凍庫について、新たなトップランナー基準に則した多段階評価(省エネ性能を5つの星で示したもの)の改正と、年間目安電気料金の規定の改正が盛り込まれている。本改正は2016年3月公布・施行を予定している。

小売事業者における表示制度とは

2006年4月に改正・施行した省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)において、エネルギー消費機器の小売の事業を行う者(小売事業者)は、エネルギー消費性能の表示等の情報を提供するよう努めなければならないことが規定された。

これを受けて、経産省の小委員会で、3つの表示内容を含む小売事業者が取り組むべきガイドラインが取りまとめられた。3つの表示内容は、JIS規格により構築された「1.省エネラベリング制度」/製品の省エネ性が市場に供給されている機器の中でどこに位置付けられているか5つ星から1つ星の5段階で示す「2.多段階評価制度」/使用料金等の光熱費を表示する「3.目安年間エネルギー使用料金等」、である。

「2.多段階評価制度」については、現在6機器(家庭用エアコンディショナー、テレビジョン受信機、電気冷蔵庫、電気便座、家庭用蛍光灯器具、電気冷凍庫)を対象としている。「3.目安年間エネルギー使用料金等」については、現在14機器を対象としている。

多段階評価基準の改正(案)

今回、電気冷蔵庫・電気冷凍庫については、2016年3月にトップランナー基準の改正の施行を予定しているため、新しい基準に則した多段階評価基準の改正を行うこととする。

具体的には、経済産業省の小委員会の最終取りまとめにおける「多段階評価基準の設計方法」原則3に基づき、電気冷蔵庫・電気冷凍庫の新たな基準を設定する。

省エネ基準達成機器の区切り位置の設定について

省エネ基準達成機器の区切り位置の設定について

電気冷蔵庫・電気冷凍庫のトップランナー基準達成機種割合は、新しいトップランナー基準におけるエネルギー消費効率の測定方法で算出した場合、0%となっており、「2割未満」の段階が該当するため、省エネ基準達成機器の区切り位置を★★★★と★★★★★の間に設定する。

これにより、現行基準では★★が省エネ基準達成機器であったものが、新基準(案)では★★★★★へ変更となる。

なお、家庭用エアコンディショナー、テレビジョン受信機、電気便座、家庭用蛍光灯器具については、トップランナー基準達成機種の割合が現行の基準設定時の割合と比較して3割(30ポイント)以上増加している機器が存在しないことから、基準の改正を行わないこととする。

年間の目安電気料金の改正(案)

電気冷蔵庫・電気冷凍庫について、2016年3月にトップランナー基準の改正の施行を予定しているため、新しい基準に則した年間の目安電気料金の規定の改正を行うこととする。


意見公募要領は、以下のとおり。

意見公募の趣旨・目的・背景

今般、総合資源エネルギー調査会省エネルギー・新エネルギー分科会省エネルギー小委員会小売事業者表示判断基準ワーキンググループ(第3回)を開催し、統一省エネラベルにおける多段階評価基準の改正(案)等について取りまとめた。本改正案に対して、パブリックコメントを実施する。

意見公募の対象

「小売事業者が表示する統一省エネラベルにおける多段階評価基準の改正(案)等」

1. 多段階評価基準の改正について(案)

電気冷蔵庫および電気冷凍庫について、新たなトップランナー基準に則した多段階評価の改正を行う。

2. 年間の目安電気料金の改正について(案)

電気冷蔵庫および電気冷凍庫について、新たなトップランナー基準に則した年間の目安電気料金の改正を行う。

なお、本とりまとめの内容を反映させるため、以下の法令等の一部改正を行う予定。

  • エネルギー消費機器の小売の事業を行う者が取り組むべき措置(平成18年8月18日経済産業省告示第258号)

資料入手方法

  1. 電子政府の総合窓口(e-Gov)における掲載
  2. 窓口での配布

経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部
省エネルギー対策課(東京都千代田区霞ヶ関 経済産業省別館5階)

意見提出先・提出方法等

電子政府の総合窓口(e-Gov)

【参考】
e-Gov - 小売事業者が表示する統一省エネラベルにおける多段階評価基準の改正(案)等に対する意見公募

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