トップランナー基準

環境ビジネス編集部
新築の基準にもなっているトップランナー基準とは
住宅のトップランナー基準とは、省エネ法で定める「住宅事業建築主の判断の基準」を指す。住宅のトップランナー基準で重要視されるのは、窓や外壁の断熱性や気密性。「トップランナー基準相当」の住宅では、
- 外壁や窓が「次世代省エネルギー基準(平成11年省エネルギー基準)」(以下「省エネ基準」)を満たす
- 冷暖房設備や給湯設備のエネルギー消費量を、2008年度時点での一般的な設備のエネルギー消費量に比べて、概ね10%削減する
上記の2つを満たすことが求められる。
まず基本となるのは住宅が省エネ基準を満たす外壁や窓を装備していること。その上で、
- 高効率給湯設備や節湯器具
- 熱交換型換気設備や高効率空気調和設備
- 太陽光発電設備
などを併設していることが条件となる。また、省エネ基準を超える高い断熱性能を持つ外壁や窓を備えた住宅は、それだけでトップランナー基準を満たす住宅と判断される。
トップランナー基準の尺度となる省エネ基準は、断熱性を表す「熱損失係数(Q値)」と気密性を示す「相当すき間面積(C値)」によって判断される。地域によって気候条件が異なるため、日本全国をⅠからⅥの地域に分け、その地域区分ごとにQ値やC値の基準値が定められている。
- Q値:建物から逃げる熱量(W/K)/建物の延べ床面積(m2)
- C値:家全体の隙間の合計(cm2)/建物の延床面積(m2)
3月8日に申請が始まった住宅版エコポイント制度では、「トップランナー基準相当の住宅」がポイント発行対象となる(※)。尚、エコポイントの申請には、これらの基準を満たしているという登録住宅性能評価機関などの第三者機関による証明が必要だ。
(※)共同住宅の場合は「エコポイント対象住宅基準(共同住宅等)」の基準に適合する住宅であることが条件となる。
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環境ビジネス編集部
環境ビジネスは、温暖化防止のための世界で初めての国際協定である京都議定書が1997年に採択されたことを受けて、その翌年創刊しました。当時、『21世紀は、環境の世紀』といわれ、私たちは、新たな時代の到来はもちろんのこと、新たな産業の息吹を感じ、環境に関するビジネスに役立つメディアを出版することになりました。ウェブマガジン「環境ビジネスオンライン」では、環境業界の注目ニュース・最新トレンド・政策・企業情報解説記事など、実務に役立つ情報・サービスを提供しており、多くの実務層の方々にご参照いただいています。












