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中部電力の「首都圏進出」電力サービス新プラン 東電より2~5%安い値段で勝負

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中部電力の「首都圏進出」電力サービス新プラン 東電より2~5%安い値段で勝負

中部電力は28日、4月の電力小売りの全面自由化に向けて、首都圏エリアの家庭など低圧の顧客を対象とした事業拡大戦略を発表した。

電気料金メニューでは、電気の使用量が多い顧客向けに、東京電力の現行料金と比べて年間で2~5%で安くなるプランを用意。家電量販店エディオンの店舗が代理店となり本プランの斡旋を行っていくほか、ビッグローブとも提携し、電力と通信サービスをセットにしたプランを提供していく。様々な販売チャネルを通じて電力の販売を開始し、まずは10万件の獲得を目指す。

同社は、今回、電力小売りの全面自由化を受け、「首都圏エリアでの事業拡大」を販売戦略の3本柱の一つに位置付けている。首都圏エリアは市場規模が大きく、成長性が高い非常に魅力的なマーケットであるとして、販売に注力していく。

同社およびグループ会社であるダイヤモンドパワーは、首都圏エリアにおいて、すでに自由化されている特別高圧・高圧で受電する法人の顧客向けに、それぞれで電力販売を拡大している。

家庭向けには、同社による直接販売、様々なパートナー企業の顧客基盤を活用した、複数のチャンネルで展開していく。概要は以下のとおり。

1. 首都圏エリア向け電気料金メニューを設定

同社による直接販売では、首都圏エリアの顧客向けの電気料金メニュー「カテエネプラン」を提供する。申込みの受付は、2月1日より同社WEBサイトにて開始する。

「カテエネプラン」では、契約容量が大きく電気の使用量が多い顧客向けのプランを用意した。例えば、現在の契約容量が8kVAの顧客の場合、毎月の使用量が400kWh以上のモデルケースでは、東京電力の「従量電灯C」と比べると年間で2~5%で安くなると試算している。

家庭向けWEB会員サービス「カエテネ」では、節電に役立つコンテンツ等をチェックすることでたまるポイント制度も始める。貯めたポイントは、4月から電気料金の支払いへの利用や、提携先のポイントと交換等ができる。

2. パートナー企業を通じた販売

様々な業種のパートナー企業と提携し、複数のチャネルを活用したスピード感ある販売拡大を展開する。具体的には、パートナー企業による「カテエネプラン」の斡旋や、パートナー企業への専用料金メニューの提供を予定している。

今回、ビッグローブとの提携も発表した。ビッグローブは、運営する通信サービス「BIGLOBE」の利用者に対して、電力とインターネットサービスを組み合わせたお得なセットプランを提供する。4月から順次開始し、首都圏エリアから提供する予定。セットプランはビッグローブと中部電力が現在共同で開発中で、詳細は申し込み受付を開始する3月頃に発表する。

3. 都市ガス会社を通じた販売

国際石油開発帝石(INPEX)とのアライアンスを通じて、グループ会社であるダイヤモンドパワーから都市ガス会社9社への電力卸販売を実施する。本件については、1月21日にリリースを発表している。

また、INPEXとのアライアンスを通じた販売とは別に、新たにダイヤモンドパワーから都市ガス会社2社(角栄ガス、大東ガス)への電力卸販売を実施する。

【参考】
中部電力 - 電力小売の全面自由化に向けた首都圏エリアでの事業拡大について

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