フルSiCを採用した鉄道用VVVFインバーターに「優秀省エネルギー機器賞」

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※画像はイメージです
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NEDOは、NEDOプロジェクトの成果として、三菱電機が開発した「鉄道車両用フルSiC適用電力回生・高調波損失低減システム」が、日本機械工業連合会(東京都港区)が実施している「第36回優秀省エネルギー機器表彰」の経済産業大臣賞を受賞したと発表した。

今回受賞した製品は、ダイオードのみSiC(シリコンカーバイド(炭化ケイ素))化した「ハイブリッドSiC」から、さらにトランジスタもSiC化した「フルSiCパワーモジュール」を適用したVVVFインバーター装置(交流モータを任意の周波数と電圧で駆動させる可変電圧可変周波数制御装置)。本装置は小田急電鉄の通勤車両1000形リニューアル車に搭載され、世界初の営業線適用を果たしている。

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