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高浜原発3号機の再稼働で、関西電力の2月の供給予備率3.3%→6.9%に

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経済産業省は5日、関西電力の高浜原子力発電所3号機の再稼働による供給力の増加を受け、2015年度冬季の電力需給見通しについて、所要の見直しを行ったと発表した。

関西電力管内における2月の電力需給見通しは、供給予備率6.9%を確保できる見通しとなった。

昨年10月の今冬の電力需給の検証においては、関西電力管内では、節電の定着を見込んだ上で、本年2月における予備率の見込みは3.3%だった。安定供給に最低限必要な予備率は3%とされている。

関西電力は、高浜原発3号機の再起動は1月下旬、4号機は2月下旬としていたが、3号機については1月29日に再起動し、2月4日に定格熱出力一定運転に達した。これを踏まえて、今回、冬季の電力需給見通しを見直した。2月の需給見通しでは、高浜原発3号機稼働等によりトータルで89万kW供給力が増加し、予備率6.9%となった。

関西電力は、4号機については、2月下旬に再起動し、3月上旬に定格熱出力一定運転に達する予定としていることを踏まえ、3月においては4号機の稼働も考慮した場合の試算についても併せて示めした。

関西電力管内における3月の需給見通しは、当初見通しでは予備率3.1%だったが、高浜原発3号機稼働後の需給見通しでは予備率8.2%に、高浜原発4号機の再稼働を考慮した場合の需給見通し(試算)では、14.4%となる。

高浜原発3号機は、東日本大震災後に設けられた新規制基準に合格して稼働した原発としては、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)に続いて3基目となる。

火力のフル稼働や定期検査の繰り延べなどによって供給力を確保してきた状況の中で、今回の再稼働により、予期せぬ事故等、万一のトラブルへの対応力も増すことになる。しかし、経済産業省は、国民に対して、引き続き、節電・省エネ対策への理解、協力を求めている。

【参考】
経済産業省 - 2015年度冬季の電力需給見通しを見直しました

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