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「ニセ風力発電事業者」に注意! 消費者庁が詐欺の注意喚起

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「ニセ風力発電事業者」に注意! 消費者庁が詐欺の注意喚起

消費者庁は9日、風力発電システムの開発事業者を名乗る「エコロジーライフ」をめぐる社債購入に係る一連の手口は詐欺だとして、注意するよう注意を喚起した。

2015年8月以降、風力発電システムの開発などの事業を営んでいると偽って、無担保転換社債型新株予約権付社債(社債)の購入を勧誘する事業者に係る相談が、各地の消費生活センターなどに寄せられている。消費者庁が調査したところ、「エコロジーライフ」の勧誘において消費者の利益を不当に害するおそれのある行為を確認したため、消費者安全法に基づき、消費者被害の発生または拡大の防止に資する情報を公表し、消費者に注意を呼びかけることとした。

エコロジーライフが消費者に送付した資料によると、所在地は東京都北区。しかし、その所在地に実体はなかった。詐欺の概要は下記の通り。

「社債を代わりに買ってくれ」と依頼される

本件では、「エコロジーライフ」から社債購入を勧誘する資料が消費者に届き、消費者に見知らぬ人や事業者から「社債を購入したいが、その社債は封筒が届いた本人か本人の親戚しか購入ができないので、私(購入希望者)をあなたの親戚ということにしてほしい」といった依頼が寄せられる。消費者庁はこれは詐欺の手口で、このような依頼を受けても決して応じてはいけないとアドバイスする。

このような取引に関して不審な点があった場合は、お金を支払う前に各地の消費生活相談窓口(消費生活センター等188)や警察(#9110)に相談することだ。

勧誘事例の概要

  1. エコロジーライフは、消費者に対して、同社の会社概要および事業内容とする風力発電の概要を記載したパンフレットや社債のお申し込み用紙等一式(勧誘資料)が入った封筒を送付してくる。
  2. その後、消費者に、エコロジーライフの社債の購入を希望すると称する者(購入希望者)から電話があり、「社債を購入したいが、その社債は本人(消費者)または本人の親戚しか購入することができないので、エコロジーライフから電話がかかってきたら、私(購入希望者)をあなた(消費者)の親戚であると答えてほしい」などと依頼してくる。消費者は、購入希望者の依頼を承諾する。
  3. その後、消費者に、エコロジーライフから購入希望者との関係を確認する電話があり、消費者は、「購入希望者は、自分(消費者)の親戚である。」と答える。
  4. 購入希望者から消費者に「エコロジーライフが私をあなたの親戚と認めてくれたので、社債を購入できました」とお礼の電話がある。
  5. 数日後、エコロジーライフから消費者に電話があり、「あなたがうそをついたことで、エコロジーライフの口座が止められてしまった。その責任として3,000万円(購入希望者の社債購入金額)の1割の300万円を支払ってほしい」などと金銭の支払を要求してくる。
  6. また、エコロジーライフとは別の関係者からも消費者に電話があり、「親戚だとうそをついて社債を購入しようとしたため購入希望者は逮捕された。あなたも逮捕されることになる。購入希望者の保釈金やあなたの裁判費用も必要になる」などと金銭の支払を要求してくる。

【参考】
消費者庁 - 風力発電システムの開発などの事業を営んでいると偽って社債購入を勧誘する「株式会社エコロジーライフ」に関する注意喚起 (PDF)

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