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宮城県・鳴子岩出山エリア 送配電設備増強費用の共同負担が募集スタート

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宮城県・鳴子岩出山エリア 送配電設備増強費用の共同負担が募集スタート

東北電力は、宮城県鳴子岩出山エリアにおいて、発電設備などの連系に伴う系統増強費用の共同負担事業者を募集する「電源接続案件募集プロセス」を15日に開始したと発表した。

「電源接続案件募集プロセス(以下「募集プロセス」)は、経済産業省の認可法人である電力広域的運営推進機関の送配電等業務指針に規定された新たなルールで、発電設備等を電力系統に連系するにあたって、特別高圧系統の増強が必要となり、系統増強費用が高額となる場合において、その系統増強費用を共同負担する事業者を募集するもの。

募集プロセスを開始する地区

募集プロセスを開始する地区

今回、同社は上記エリアにおいて、同社系統へ連系を希望する再生可能エネルギー発電事業者から、募集プロセスの実施を求める申し込みを受けた。このため、募集プロセスを開始する要件を確認した結果、この要件を満足していることが確認できたことから、15日に募集プロセスを開始した。

5月中旬頃に募集要領を公表予定

同社では、現在、応募の受付および入札ほかの方法ならびに手順を記載した募集要領を作成している。同要領については、同社で作成後、電力広域的運営推進機関に提出し、了承を得た時点で確定する。募集要領が確定次第、同要領を公表するとともに、説明会を経て、応募の受付を開始する。

今後のスケジュールとして、5月中旬頃に募集要領の公表、説明会の開催、応募の受付開始、10月下旬~11月上旬の入札の手続き等を経て、平成29年年3月中旬頃、電源接続案件募集プロセスの結果公表、を予定している。

なお、本募集プロセスが完了するまでの間は、系統状況が確定しないことから、本募集プロセスに参加しない事業者からの当該エリアにおける発電設備(特別高圧・高圧で連系する案件)の事前相談・接続検討については、本募集プロセス完了後の回答となること等、通常とは異なる取扱いとなる。

また、募集対象エリア、今後の実施スケジュールおよび事業者向け説明会の開催予定等の募集プロセスに関する情報については、同社ホームページ内専用ページにおいて、随時通知する。

系統増強の「工事負担金」が多ければ、誰でも申込み可能

発電設備等を電力系統に連系するにあたり、特別高圧系統の増強が必要となり、系統連系に必要な工事費負担金が高額となる場合がある。この場合、事業者の希望等により、工事費負担金を共同負担する近隣の電源接続案件(発電事業者)を募ることができる。この工事費負担金を共同負担する近隣の電源接続案件(発電事業者)を募ることを「電源接続案件募集プロセス」という。

この募集プロセスは、電力広域的運営推進機関により新たに制定された系統アクセスのルールである。

具体的には、接続検討の回答における工事費負担金の対象となる系統連系工事が以下の(1)および(2)の要件を満たす場合に、その接続検討の回答を受領した事業者は、募集プロセスの開始を申込むことができる。

募集プロセス申込みの要件

  1. 特別高圧の送電系統の増強工事が含まれること(特別高圧と高圧を連系する変圧器を含む)
  2. 工事費負担金を、接続検討の前提とした最大受電電力(既設の発電設備等の最大受電電力を増加させる場合は工事費負担金を接続検討の前提とした最大受電電力の増加量となる)で除した額が2万円/kWを超えること

なお、2014年度までに接続検討の回答を受領している場合であっても、接続検討の回答における工事費負担金の対象となる系統連系工事が、上記(1)および(2)の要件を満たす場合には、一般電気事業者に対して、募集プロセス開始の申込みを行うことができる。

東北電力 - 「電源接続案件募集プロセス」の開始について

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