> > サニックス、業績下方修正 太陽光発電事業の接続負担金の回答得られないため

サニックス、業績下方修正 太陽光発電事業の接続負担金の回答得られないため

記事を保存

サニックス(福岡県福岡市)は、4月15日に開催した取締役会において、2月12日公表の2016年3月期通期の連結業績予想数値の下方修正を行ったと発表した。

下方修正された予想数値は下記のとおり。(単位:百万円)

売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
当期純利益
一株当たり
当期純利益
前回発表予想(A) 62,410 △1,720 △1,620 △2,480 △51.88円
今回修正予想 (B) 61,930 △2,130 △1,830 △3,850 △80.53円
増減額(B-A) △480 △410 △210 △1,370 -
増減率(%) △0.8 - - - -
(参考)
前期実績
(2015年3月期)
95,629 △3,142 △3,439 △4,966 △103.98円

売上高については、SE(ソーラーエンジニアリング)事業部門の太陽光発電事業における売上高未達により、前回予想値より0.8%減となる見込み。これは、施主が電力会社に対して接続申し込み後、接続負担金の回答が得られるまでの期間が想定より長めに推移することを考慮し2月12日に業績予想を修正していたが、一部接続負担金の回答が得られず、工事に至らなかった案件があるため、予想値の下方修正を行った。

利益については、経営合理化策の実施により、当第4四半期連結会計期間における営業利益は黒字となる見通しだが、SE事業部門の売上高未達による利益減に加え、環境資源開発事業部門が受け入れた 廃プラスチックのうち燃料とならないものの処分費用が想定より約8000万円上回ったことなどにより、営業損失が前回予想を4億1000万円下回り、経常損失は為替差益等の計上により2億1000万円下回る見込みだ。

また、同社の親会社に帰属する当期純損益については3月末時点で公表している固定資産の譲渡に伴う売却損約8億500万円および減損損失約9000万円と、訴訟の和解金3億円、および4月15日に別途「希望退職者の募集および店舗等統廃合に関するお知らせ」が発表されており、店舗等統廃合などの費用を減損損失として約1億5000万円、それぞれ特別損失として計上したため、前回予想を下回る見込みとなっている。

500名の希望退職者の募集と11拠点の統合も

なお、SE事業部門の太陽光発電事業を取り巻く経営環境の急激な変化に対応するため、昨年に引き続き、同15日、500名の希望退職者の募集を開始した。同時に、11の営業所や店舗および物流センターなどを廃止し、6月までに別の拠点に統合すると発表した。同社はこれによるコスト削減効果を年間約25億円で、今年8月以降に数字に反映されると見込んでいる。

サニックスは、太陽光発電システムの開発から製造・販売・施工メンテナンスまで一貫体制のもと事業を展開している。また、子会社のサニックスエナジー(北海道苫小牧市)において廃プラスチック燃料専焼の火力発電所(北海道苫小牧市)による発電事業を、また、サニックスエナジーの子会社・SEウイングズにおいて北海道地区での電力小売事業を行っており、サニックスも新電力事業者としての届出を2001年4月に行っている。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.