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ガラス・プラスチックのリサイクル、今後どう進める 環境省で検討進む

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環境省は、ガラスやプラスチックなど、素材別リサイクル戦略マップ策定に向けた調査・検討について、中間報告を発表した。

この「素材別リサイクル戦略マップの策定」は、マテリアルリサイクルによる天然資源消費量と温室効果ガス等の環境負荷の削減をめざし実施されるもの。

今回の中間報告は、初めてプラスチック・ガラスを対象とした「製品横断的なマテリアルフロー」、「温室効果ガス排出量等の環境負荷分析」、「排出・利用の課題解決の方向性」についての、有識者による調査・検討をとりまとめた。概要は下記の通り。

プラスチック

プラスチックの年間排出量は約1000万トン。現状ではエネルギー回収に有効利用される分も含め、大部分が焼却処理され、それに伴い約1800万トンCO2の温室効果ガスが排出されていることがわかった。今後、よりいっそうマテリアルリサイクルを推進し、高度選別(単一樹脂選別)による高品質な再生プラスチックへのリサイクルを進めるとともに、カスケードリサイクルやケミカルリサイクルを適切に組み合わせ、製品横断的なリサイクルシステムを構築することの重要性が示された。

ガラス

ガラスについては、年間の排出量は約270万トン。約半数程度がガラスとしてリサイクルされることで、おおよそ27万トンCO2の温室効果ガス削減効果があることがわかった。今後はリサイクル手法の多様化や、ガラスカレットの供給側と需要側のマッチング・事業化のための実証の必要だ。

同省では、現状ではプラスチックとガラスのリサイクルが十分に行われていないことから、今後の温室効果ガス削減やリサイクル量の増大、および最終処分量削減のポテンシャルがあるとみて、これらのマテリアルリサイクル推進をめざす。

【参考】
環境省 - 素材別リサイクル戦略マップ策定に向けた調査・検討の中間報告

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