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東京都がえらぶ「持続可能に資源を利用するモデル事業」6件

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東京都は7月4日、資源ロスの削減や低炭素・自然共生・循環型資源の選択などを促進するため公募していた「持続可能な資源利用」に向けたモデル事業の採択結果を発表した。

公募の結果、今年度は資源ロスの削減の促進に係わる課題を解決する事業2件、廃棄物の循環利用の更なる促進に係わる課題を解決する事業4件が採択された。

それぞれの事業の名称、提案者、内容は以下のとおり。

資源ロスの削減の促進に係わる課題を解決する事業

(1)「ふくのわプロジェクト~古着の回収でパラスポーツを応援!~」を通じた資源の効率的な回収方法の確立

提案者は株式会社産業経済新聞社。宅配便を利用して回収した売買可能な衣類、バッグ等、学校・職場で回収した衣類をリユース業者に売却し、その収益金をパラスポーツ競技団体等に寄附することで、多角的かつ効率的な衣類等の回収手法を確立する。

(2)防災備蓄食品の食品リサイクルを通じ静脈物流センターを構築、廃棄物を一元的にリサイクルし低炭素都市東京を実現する事業

提案者は一般社団法人食品ロス・リボーンセンター。防災備蓄食品のフードバンクへの提供、福祉施設と連携した食品リサイクル、「見える化」による紙資源ロスの削減を行う。

廃棄物の循環利用の更なる促進に係わる課題を解決する事業

(3)環境負荷低減と経済性向上のためのITを駆使した次世代型廃棄物資源物流網の構築

提案者は白井グループ株式会社。同一地域内で営業している収集運搬業者が連携し、効率収集を実現するため、ITを活用した最適配車、画像認識技術等を活用した回収効率化による次世代型物流網を構築する。

(4)サンプル品・不良品・端材等を活用するデザインループの構築事業

提案者は株式会社サティスファクトリー。廃サンプル品等を用いて美術系大学とのデザインワークショップにより園児向け工作素材を開発し、保育園等に提供することにより、リサイクル促進するとともに、次世代の人材を育成する。

(5)イベントの3R対策と循環型街づくりの意識の啓蒙啓発事業

提案者はレコテック株式会社。イベントについて、資源循環の見える化とリサイクル率の向上を図るとともに、来場者及び参加企業への意識啓発を行う。

(6)東京都スーパーエコタウン内連携における残渣物広域資源化プロジェクト

提案者は成友興業株式会社。建廃処理施設から発生する残渣物を脱塩脱硫処理後、泥土と混合して人工粘土を製造し、セメント製造時の粘土代替を図ることにより最終処分量を削減する。


これらの事業は、「東京都長期ビジョン」における、都市戦略7「豊かな環境や充実したインフラを次世代に引き継ぐ都市の実現」と政策指針21「水と緑に囲まれ、環境と調和した都市の実現」に係わるものである。

東京都は「世界一の都市・東京」の実現を目指し、2014年に「東京都長期ビジョン」を策定。東京が目指す将来像を達成するための基本目標や政策目標、その達成に向けた具体的な政策展開、3か年の実施計画などを明らかにしている。

【参考】
東京都 - 「持続可能な資源利用」に向けたモデル事業が決まりました

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