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IoT、セキュリティにも気をつけて! 経産省などがガイドライン策定

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IoT、セキュリティにも気をつけて! 経産省などがガイドライン策定

IoTセキュリティガイドラインの主な内容

経産省・総務省は7月5日、IoT(モノのインターネット)を活用したビジネスを安全・安心に創出するために、「IoTセキュリティガイドライン」を策定した。IoTが関係する技術を導入する側、販売する側、ともに参照できる資料として経産省ウェブサイトからダウンロードできる。

リスクマネジメント&サポートをしっかり

経産省では方針から運用・保守までの指針を以上のようにまとめている。この指針によると、事業者はリリース以前の段階でのリスクマネジメントをしっかり行い、リリース後もサポートや注意喚起をしっかりと行うことが求められている。

走行中の自動車がハッキングされる可能性も

例えば、運輸業などでは、車の操作ができなくなる危険もある。自動車のIT機能を遠隔操作でハッキングすることで、自動車の制御全体を奪取する事例が起こり得ることが、2015年のBlack Hat USAで報告されている。もしそんな事態になれば、自動車会社は数百万台のリコールを実施するなど、直接的な損失が発生することが想定される。

IoTが引き起こすリスク:自動車の場合

IoTが引き起こすリスク:自動車の場合

車をIoT化することで物流はより効率化され、コストも削減されることが期待されている。しかし、IoTが発達すればするほど、セキュリティ対策も今後重要になることが予想されている。

家電が操作される危険も

HEMS(Home Energy Management System)による「スマートハウス」でも危険性はある。専用のルータを使わずにネットワークに繋げると、第三者に情報を見られたり、家庭内機器を遠隔操作されたりする危険がある。もし家のカギもスマート化しているならば、勝手に開いてしまう可能性もある。

また、ルータ自体の脆弱性も従来から数多く報告されている。2015年9月の時点で283件のルータに脆弱性が指摘されている。複数の脆弱性を含む機器も報告されている。

対策として、ルータの脆弱性を突いた攻撃への注意喚起なども行われている

対策として、ルータの脆弱性を突いた攻撃への注意喚起なども行われている

IoTの発展に応じてリスク管理も重要に

自動車や家電などの「モノ」が通信機能をもち、ネットワークに接続して動作するIoT(Internet of Things)が急速に普及している。2020年にはIoT機器が530億個に増加すると予測されている。

IoT機器やこれを組み合わせたIoTシステムは、コネクテッドカーやスマートハウスなど、10年以上に渡って長期利用されるものや、センサー機器などのコンピューティングリソースに制約があるものなど、IoTにはたくさんの性質がある。そのため、IoTにおけるシステムやサービス特有の性質を踏まえたセキュリティ対策の検討が求められている。

【参考】
経済産業省 - IoTセキュリティガイドラインを策定しました

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