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北海道ガス、高効率ガス発電所を新設 川崎重工製の最新型ガスエンジン

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北海道ガス、高効率ガス発電所を新設 川崎重工製の最新型ガスエンジン

高効率ガス発電設備建設地

北海道ガスは11日、今後の電力事業の進展を見据えて、石狩LNG基地に建設を予定している高効率ガス発電設備の工事について、6月30日に川崎重工業と一括請負契約を締結したと発表した。2017年4月に着工、2018年10月の運転開始を目指す。

また、発電設備と樽川変電所(北海道電力)を結ぶ送電設備(自営線)工事については、北海電気工事へ発注し、7月下旬に着工する。高効率ガス発電設備の建設と送電線敷設工事等をあわせた総事業費は約100億円。

この事業では、世界最高の発電効率を誇るガスエンジンを複数台設置することで、需要変動に応じた経済的かつ効率的な発電を実現する。発電設備から、樽川変電所までの約8kmに及ぶ区間に送電設備については、発電設備稼働スケジュールに合わせた効率的な工事の推進と経済性を追求し、自営線とした。

また、同一ルートで送電設備工事を検討している「石狩新港新エネルギー発電合同会社(木質バイオマス発電事業者)」「エコ・パワー(風力発電事業者)」と協定を結び、3社が北海電気工事へ発注することで、経済性のさらなる追求と効率的な施工を目指す。


高効率ガス発電設備建設における契約締結について

石狩LNG基地に建設する発電設備では、世界最高の発電効率を誇る川崎重工製ガスエンジンによる天然ガスコージェネレーションを導入することで、発電と都市ガス製造過程におけるエネルギー利用の効率化と経済性を追求する。また、「発電設備工事」の他、付随する「地盤改良工事」「土木・建設工事」についても、川崎重工に一括で発注することで、安全かつ効率的な施工を目指す。

この発電設備の発電容量は78,000kW(7,800kWガスエンジン×10台)。将来的に10万kWまで拡張予定。ガスエンジンの発電効率は約50%相当(石狩設置ベース)で世界トップクラス。発電時の排熱をLNG基地で活用し、総合エネルギー効率は約80%と試算している。

高効率ガス発電設備の特徴

高効率ガス発電設備の特徴

送電設備の概要

今回敷設する送電設備の送電容量は10万kW相当。送電線距離は約8km(1回線)。電圧は66kV(特別高圧)。敷設形態は全線地中線。2016年7月下旬に着工し、2018年5月下旬に竣工する予定。約2年間の工期を見込む。

効率的で安定的な電源構成を構築へ

総合エネルギーサービス事業の目指す姿

総合エネルギーサービス事業の目指す姿

北海道ガスでは、ガスと電力を組み合わせた最適なエネルギーサービスの提供に取り組む。電力小売りの全面自由化を気に、2016年4月より低圧分野を含む「北ガスの電気」の販売を開始。3月に電力事業の展開を踏また、今後の電源計画として、石狩LNG基地に高効率ガス発電設備を建設することを発表した。これにより、外部からの調達電源と自社電源の最適な組み合わせをはかり、効率的で安定的な電源ポートフォリオ(電源構成)を構築し、総合エネルギーサービス事業を着実に推進していく考えだ。

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