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「地域循環圏」の手引書が完成 食品廃棄物や間伐材、どう地域循環させるか?

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「地域循環圏」の手引書が完成 食品廃棄物や間伐材、どう地域循環させるか?

地域循環圏がもたらす効果

環境省は、地域内にある循環資源の利用拡大を考えている地方公共団体や事業者等が実際に「地域循環圏」を構築していくための手引書を作成し公表した。

この手引きでは、地域独自の地域循環圏を形成するために、基本構想・計画の策定、人材・組織の形成、事業の実施等の各段階において、行政、事業者、住民・各種団体等のそれぞれが、どのような行動を起こせばよいのかを具体的に示した上で、参考となる資料・ツール等を整理している。

手引書には、プラスチック等を広域化統合管理した福岡県南筑後地域における取り組みや、食品廃棄物を共同収集して肥料化・飼料化し新規ビジネスを興した中部地方の取り組みなど、10の事例も紹介されている。

手引きの概要

ガイドラインでは、地域循環圏の概念・類型パターン、基本構想の策定から地域循環圏の形成までの流れ、地域循環圏の形成事例等、地域循環圏の基本的事項を整理した。

手引きでは、ガイドラインを補完し、行政、事業者、住民・各種団体等のそれぞれが、地域循環圏を形成するに当たって実施する必要がある内容として、下記3点を具体的に示した上で、参考となる資料・ツール等を整理している。

1:基本構想・計画の策定段階

地域特性等の把握→地域課題の整理→循環資源の活用ポテンシャルの把握→基本構想の検討→基本計画の策定

2:人材・組織の形成段階

キーパーソンの探索→意見交換の場の設置→関連主体を巻き込む→作業部会の開催

事業の実施の段階

進捗の管理→課題の共有→解決策の検討→情報の発信

地域循環圏について

「地域循環圏」とは、廃棄物等の適正な処理を前提としつつ、地域の特性や循環資源の性質に応じて、地域内や広域化により最適な規模の循環を形成し、重層的な循環型の地域づくりを進めていくという考え方。「第二次循環型社会形成推進基本計画」(2008年3月閣議決定)で初めて提示され、地域循環圏を構築することで低炭素社会や自然共生社会の構築、地方創生、そしてイノベーションに繋がることも期待されている。

環境省では、2012年7月に「地域循環圏形成推進ガイドライン」を地方公共団体等向けに公表している。今回、地域循環圏の形成を一層促進するため、ガイドラインの内容を補完する手引書「地域循環圏形成の手引き~地域内にある循環資源の利用拡大に向けて~」を作成した。

【参考】
環境省 - 「地域循環圏形成の手引き~地域内にある循環資源の利用拡大に向けて~」の公表について(お知らせ)

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