うまくいかない電気使用量のデータ送信、徐々に改善

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7月度はイレギュラーケースにより3日目まで未通知件数は多かったが、7日目以降で改善していることが数字に表れた
7月度はイレギュラーケースにより3日目まで未通知件数は多かったが、7日目以降で改善していることが数字に表れた

東京電力パワーグリッド(東京都千代田区)は、託送契約を締結している小売電気事業者への電気使用量データの通知が遅れている件について、7月22日に検証結果とそれに基づく追加対策をとりまとめ、電力・ガス取引監視等委員会へ報告した。同社は8月末までに、通知遅延解消と7月までの未通知解消に取り組む考えを示している。

東京電力パワーグリッドは、25社の小売電気事業者に誤った電気使用量データ(月間電気使用量:1,646件)を送付し、2016年6月17日に電力・ガス取引監視等委員会から業務改善勧告を受けた。7月1日には、誤データ送付が検針期間処理の誤りにあったという原因と、処理手順を見直すという再発防止対策について、電力・ガス取引監視等委員会に報告した。今回発表したのは、実施した改善計画の検証結果と、それにもとづく追加対策だ。

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