> > 採算性が読めず融資を受けられないメガソーラー 三菱総研など3社が支援

採算性が読めず融資を受けられないメガソーラー 三菱総研など3社が支援

記事を保存

三菱総合研究所(東京都千代田区)は8月3日、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(東京都千代田区、以下MUMSS)および関電工(東京都港区)と、メガソーラー発電事業の出力抑制無制限案件などの事業化や、ファンド組成に向けて連携することで合意書を締結した。

2015年1月の再生可能エネルギー特別措置法施行規則改正により、東京・中部・関西電力を除く電力会社エリアで今後開発されるメガソーラー発電所のうち、接続可能量を超過したものは、無制限・無補償の出力制御を受けることとなった。このような出力抑制無制限案件は、売電量の予測が立たず採算性の検証が困難となるため、融資を受けにくく、開発や買収が進まないことが課題となっている。

この課題解決に向け、同3社は今回、出力抑制無制限案件を適切に評価し、事業採算性を見通した事業運営とファンド組成に向け、協力していくことで合意した。

野村総合研究所と関電工は、各エリアの電源構成を模擬した需給シミュレータを開発・活用し、具体的なメガソーラー発電サイトにおける出力抑制量を定量的に予測し、売電可能量を評価し、案件の事業化を促進する。

また、同研究所とMUMSSは今年1月にメガソーラーファンドを立ち上げており、具体案件でのファンド組成を進めているが、今回対象とする出力抑制無制限案件についても、同モデルを用いて評価を行い、ファンドへの組み込みを行っていく。

3社は、このファンドにより、技術面、資金面などの事情により開発が停滞しているメガソーラーサイトが、適切な開発をすすめるとともに、「充分な発電量が得られない」「売電量が適切に評価できない」などの技術面での課題を抱えるメガソーラーサイトの価値を最大限に高め、長期的に地域で愛される発電事業として運営されるよう貢献したい考えだ。

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.