ゴミ焼却発電プラント向け、酸性ガスを高効率除去できるシステム

日立造船は19日、ごみ焼却発電プラントの排ガスに含まれる酸性ガスを効率的に除去し、コスト削減や環境負荷低減を実現する「集塵灰再循環システム」を開発したと発表した。
このシステムは、濾過式集塵器と集塵灰再循環装置で構成される。濾過式集塵器で捕集した集塵灰を、集塵灰再循環装置で再び濾過式集塵器に供給し、集塵灰に含まれる未反応の消石灰を再利用して酸性ガスの除去効率を向上する。これにより消石灰使用量の削減や集塵灰の埋め立て処分量低減等を図る。
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