大手電気事業者のCO2排出量、2016年度は約2.3%減少

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電気事業低炭素社会協議会(東京都千代田区)は9月11日、2016年度の会員事業者のCO2排出実績の速報値を発表した。これによると、CO2排出量は4.31億t-CO2で、CO2排出係数は0.516kg-CO2/kWh(いずれも調整後の値)となった。

2015年度の実績、CO2排出量4.41億t-CO2、CO2排出係数0.531kg-CO2/kWhと比較すると、排出量は0.1億t-CO2、排出係数は0.015kg-CO2/kWh減少した。減少の要因は、原子力発電所再稼働による発電電力量の増加に加え、高効率火力発電設備の導入や再生可能エネルギーの活用を継続的に行ってきた点にあるとしている。

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