日本土着の微生物「根粒菌」にスゴイ効果 大豆畑から出る温室効果ガスを3割減

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※画像はイメージです
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農業・食品産業技術総合研究機構と東北大学は20日、日本土着の微生物である根粒菌を用いて、大豆畑で発生する農耕地由来の温室効果ガスを削減できることを証明したと発表した。

具体的には、温暖化とオゾン層破壊の原因物質である一酸化二窒素(N2O)を、無害な大気成分である窒素ガス(N2)に還元する能力(N2O還元酵素)を持った土着ダイズ根粒菌の利用により、収穫期のダイズ畑からのN2O発生を30%削減できることを野外実験で証明した。

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