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慶応大と藤沢市、ゴミ・資源収集などのデータ収集→スマホアプリで見える化

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慶応大と藤沢市、ゴミ・資源収集などのデータ収集→スマホアプリで見える化

「藤沢みなレポ」アプリケーションの動作スクリーンショット(iOS版)

慶応大学SFC研究所と神奈川県藤沢市は、スマートシティ技術を活用して、ゴミ・資源収集などの行政業務を効率化する、市職員向けスマートフォンアプリ「藤沢みんなのレポート」(通称「みなレポ」)システムの運用を10月より開始した。

市職員は、スマートフォンやタブレット端末にインストールするアプリを用いて、行政業務をする上で必要となる市内の情報をリアルタイムに収集・共有することができる。また、このアプリでは、収集する情報を、その属性情報や詳細なコメント、対応の緊急レベル等と紐づけることが可能だ。収集された情報は、業務上即時活用されるとともに、蓄積・分析を行うことで、知の情報財として様々な活用が期待される。

今回運用を始めたシステムでは、同市のゴミ・資源収集などの業務に関わる、「集積所の管理」、「集積所の不適正排出」、「不法投棄」、「落書き」などの情報を、写真やコメントともに収集、担当職員間のみでセキュアかつ迅速な共有がなされる。また、水害時の「道路の冠水」、「通行止め」などの危険情報の集約に活用できると見込まれる。

情報で生活レベルの向上を目指す「スマートシティ基盤」を活用

慶応大学SFC研究所は、住民・自治体や企業等様々なステークホルダの生産する高付加価値情報により、その人の生活の質を向上させてくれる街や都市「スマートシティ」の実現を目指している。

みなレポは、同研究所が構築・運用を進める「スマートシティ基盤」を用い実現されている。この基盤では、実社会から生成されるリアルタイムデータを含む異種データに関して、データ連携・流通・分析・格納・可視化を含む、スマートシティを構築するための重要な機能群を提供しており、構築された技術はオープンソースソフトウェアとして公開されている。

同基盤はすでに藤沢市で実証実験を行っている「清掃車センシング」にも活用されており、異種デバイス・異種データソースからの無数のセンサ情報を、共通API(アプリケーションプログラミングインタフェース)を用いて容易な収集・分析を行うことが可能。

「みなレポ」では、特に市職員による情報収集という、「市業務のプロフェッショナルによる参加型センシング」に焦点が当てらており、本実験の取り組みでは、(1)行政側として、業務改善にスマートシティ技術がいかに役立つか、また、(2)大学側として、研究開発成果の評価および今後の改善の指針、を検証する。

なお、スマートシティ基盤は、国立研究開発法人情報通信研究機構の委託研究「欧州との連携による公共ビッグデータの利活用基盤に関する研究開発」の中のプロジェクトBigClouTの一部として研究開発されたものである。

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