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九州大学発「2重プロペラ化アタッチメント」のベンチャーに地域ファンドが出資

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九州大学発「2重プロペラ化アタッチメント」のベンチャーに地域ファンドが出資

今回のファンドの流れ

日本風洞製作所(福岡県久留米市)は11月25日、西日本シティ銀行(福岡県福岡市)が地域の事業会社と共同出資しているファンド「QB 第一号ファンド」で、初めてのプレ投資案件としての出資を行った。なおプレ投資とは、事業化を目指すシーズ段階の技術に対する投資のこと。

九州大学発、新進気鋭のベンチャー

日本風洞製作所は、九州大学(福岡県福岡市)の現役学生であるローン・ジョシュア氏が2016年10月に起業したベンチャー企業。風力発電機の開発・製造・販売などを行っている。

同社の取り組む風力発電機の開発は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の2016年度「シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援助成金」にも、現役学生が起業したベンチャー企業として全国で初めて採択されている。

今夏の出資で使われた費用は風力発電機のための、「あと付け2重プロペラ化アタッチメント」を開発するためなどに使われる。

出資理由は3つ

今回西日本シティ銀行が出資を決定した理由は、「将来性」・「高い技術力」・「地域活性」の3つ。

風力発電などの再生可能エネルギーは、地球温暖化対策に寄与するのはもちろん、エネルギー自給率の向上や化石燃料調達資金の削減など日本のエネルギー政策においても重要な位置を占めており、将来的に再生可能エネルギーの発電技術の高度化が求められている。九州地域の大学の研究成果を活用した新たな事業を創出し、ベンチャー企業の創業支援を行うことにより、地域経済の活性化も期待できる。

また、日本風洞製作所は特許を保有しており、その高度な技術が実用化されることで、コスト・効率・起動性においてより優れた風力発電機が製造できる。

そして、九州地域の大学の研究成果を活用した新規事業の創出や、ベンチャー企業の創業支援を行うことで、地域経済の活性化が期待されることも出資の理由として挙げられている。

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