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「セットで不当な安値」「高い解約料」は問題 ガス小売りの指針で意見募集

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公正取引委員会と経済産業省は、来年4月の小売り全面自由化後の新しいガス市場における適正な取引の在り方を示すため、「適正な電力取引についての指針(改定案)」をとりまとめ、パブリックコメント(意見募集)を開始した。意見募集の期間は1月10日まで。

主な改定事項として、小売り・卸売り・製造分野において、公正かつ有効な競争の観点からの望ましい行為と問題となる行為を追加している。

小売り分野においては、ガス小売事業者が需要家への請求書等に託送供給料金相当支払金額を明示することや、ガス導管事業者がスイッチング(ガスの購入先変更)が適切に行われる環境を確保することを望ましい行為とした。

また、セット割引による不当な安値設定や、他のガス小売事業者の業務提携に対する不当な介入、不当に高い解約補償料の徴収等を、独占禁止法上問題となる問題行為としている。

製造分野においては、LNGや小売供給のための原料となるガスを保有する事業者は、新規参入者を含むガス小売事業者に対して積極的に必要な卸供給を行うこと等を望ましい行為として追加した。

託送供給分野では、ガス導管事業者が、計量器の交換の可否・交換時期や、新たにガス供給事業者を検討中の需要家に対する情報提供において、自己またはグループ内の小売部門と他のガス供給事業者とを不当に差別的に取り扱うことは、ガス事業法上問題となる、問題行為としている。

指針改定の経緯

公正取引委員会と経済産業省は共同して、ガス市場における公正かつ有効な競争の観点から、独占禁止法上またはガス事業法上問題となる行為等を明らかにした「適正なガス取引についての指針」を作成・公表している。2017年4月にガスの小売業への参入が全面自由化されること等に伴い、本指針において小売全面自由化後の新しいガス市場における適正な取引の在り方を示すこととした。

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