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廃棄物発電を安定・効率向上させる自動燃焼制御システム 発電量を1.5%UP

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廃棄物発電を安定・効率向上させる自動燃焼制御システム 発電量を1.5%UP

ボイラー蒸発量予測および先行型燃焼制御のしくみ

タクマ(兵庫県尼崎市)は12月14日、廃棄物焼却発電の発電量を安定させる自動燃焼制御システム(先行型燃焼制御)を開発し、特許を取得したと発表した。

この新システムは廃棄物発電プラントや複合燃料を用いるボイラープラントなどに広く適用可能で、このシステムによりボイラーの蒸発量を安定させ、結果的に発電量を向上させたり、危機への負担を軽減しプラント自体の省電力にも貢献するという。

蒸発量を1/3以下、発電量を約1.5%向上

2012年7月から開始した再生可能エネルギーの固定価格買取制度や、2016年4月にスタートした電力小売自由化の影響で、現在廃棄物処理施設では廃棄物焼却発電が積極的に取り入れられている。しかし、廃棄物発電は燃料に廃棄物を使用するため、容量や性質にばらつきがあり、蒸発量・発電量を安定させることが困難だった。

新しく開発された同システムは、燃料(廃棄物)を燃焼した際に発生する、排ガス中のCO2やH2Oを観測し約4分先のボイラー蒸発量を予測する。この予測値により、通常では不安定になる発電量に対し、供給する廃棄物の量を自動でコントロールし、蒸発量・発電量の安定化を図るというシステムだ。同社によると、このシステムは従来の自動燃焼制御システムと比較し、蒸発量のばらつきを1/3以下に、発電量を約1.5%向上させる。

同社は今後、このシステムを廃棄物の焼却のみでなく、バイオマスと石炭といった複合燃料を使用するボイラープラントなどにも応用し提案していく予定だ。発電事業において安定した電源の価値が高まるなか、廃棄物処理発電においても、より安定した発電が求められている。

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