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省エネの新技術開発を支援するNEDOの補助金 2017年度の公募説明会開催

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省エネの新技術開発を支援するNEDOの補助金 2017年度の公募説明会開催

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、高い省エネ効果が見込まれる技術開発を支援する事業の公募説明会を、神奈川県川崎市と大阪府大阪市で開催する。なお、本公募の詳細は1月中旬を目途に、NEDOのホームページ内の公募情報にて公開する。

この説明会は、「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」の2017年度第1回公募(1月下旬~2月下旬に予定)に向けたもの。政府の「省エネルギー技術戦略」で掲げる重要技術を中心に、高い省エネルギー効果が見込まれる技術について、事業化に向けて事前研究から実用化・実証までシームレスに支援するもの。

なお、本事業は、2017年度の政府予算に基づき実施するため、予算案等の審議状況や政府方針の変更等により、公募の内容や採択後の実施計画、概算払の時期などを変更する場合がある。

2016年度第1回公募の採択状況について

「省エネルギー技術戦略」では、14の技術を「重要技術」としている。また適用範囲が広く横断的な取り組みが期待される「次世代型ヒートポンプシステム」、「パワーエレクトロニクス」等の重要技術については、更に「特定技術開発課題」を設定して積極的に支援する。

昨年度の本事業第1回公募では、68件の技術開発テーマの応募があり、9件(インキュベーション研究開発フェーズ3件、実用化開発フェーズ5件、実証開発フェーズ1件)の採択を決定している。

インキュベーション研究開発では、東レによる「革新省エネルギー軟包装印刷システムの開発」、実用化開発では、積水化学工業による「省エネルギー型廃水処理デバイス及びシステムの実用化開発」、アイシン精機・豊田自動織機による「高効率空調機の開発」を採択。また、実証開発では、NECによる「100万LUT規模原子スイッチFPGAの開発」が採択されている。

事前研究、実用化、実証の3フェーズで支援

開発リスクや開発段階は開発技術ごとに異なるため、本事業は3つの開発フェーズを設けている。各フェーズを組み合わせた提案も可能。フェーズ移行時にはステージゲート審査を実施し、高い成果と十分な省エネルギー効果が見込まれる技術開発テーマに対しては、シームレスに支援を行う。

開発・導入シナリオの策定等「インキュベーション研究開発フェーズ」

課題解決への具体的手法や事業化の見通しの明確化を図るなど、開発・導入シナリオの策定等を行う研究開発が対象。実用化開発・実証開発の事前研究との位置づけであるため、単独での応募はできない。

  1. 技術開発費上限:2千万円/件・年(NEDO助成費+実施者負担分)
  2. 助成率:2/3以下
  3. 事業期間:2年以内(事業終了は3月の予定)

3年以内に製品化を目指す「実用化開発フェーズ」

既に企業や大学等が有している技術やノウハウ等をベースとして、省エネルギーに資する応用・転用を図る技術開発で、本開発終了後、原則として3年以内に製品化を目指す実用化開発が対象。

  1. 技術開発費上限:3億円/件・年(NEDO助成費+実施者負担分)
  2. 助成率:2/3以下
  3. 事業期間:3年以内(事業終了は2月または3月の予定)。他のフェーズと組み合わせる場合は、事業期間1年でも可。3年の場合、2年終了時に審査を行い、継続可否を判断する。

実証データ取得で速やかな製品化を目指す「実証開発フェーズ」

事業化を阻害している要因の克服や、より着実な事業化を実現する一助となる実証データを取得するなどの技術開発で、本開発終了後、原則として速やかに製品化を目指す実証開発が対象。

  1. 技術開発費上限:10億円/件・年(NEDO助成費+実施者負担分)
  2. 助成率:1/2以下事業期間:3年以内(事業終了は2月の予定)。他のフェーズと組み合わせる場合は、事業期間1年でも可。3年の場合、2年終了時に審査を行い、継続可否を判断する。

公募説明会開催概要

説明会では、応募する際の提案書類の記載方法や注意事項などを説明する。また、希望者には、説明会終了後、個別の説明や相談に応じる。公募への応募は公募説明会への出欠如何に関わらず可能だが、公募手続を確認したい人には出席をすすめている。

参加申込みは、NEDOのウェブサイトで受け付ける。定員に達しない限り、当日参加も可能だが、会場準備の都合上、事前参加申込を依頼している。

【川崎会場】NEDO本部2101-2102会議室(神奈川県川崎市)

第1回:2017年1月23日(月)10:00~12:00(受付9:30~)、定員約40名

第2回:2017年1月23日(月)13:45~15:45(受付13:15~)、定員約40名

【大阪会場】NEDO関西支部会議室(大阪府大阪市)

第1回:2017年1月24日(火)10:00~12:00(受付9:30~)、定員約15名

第2回:2017年1月24日(火)13:45~15:45(受付13:15~)、定員約15名


NEDOでは、本公募の手続に関する質問の他、提案を予定している技術開発内容が本事業の趣旨に合致するか等の相談等を、メールで受けている。NEDO本部(川崎市)では面談による相談も可能。

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