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愛知県、新エネ分野の実証研究に施設を無料貸し出し 太陽光発電など使用可能

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愛知県、新エネ分野の実証研究に施設を無料貸し出し 太陽光発電など使用可能

豊田市の万博跡地に作られた「知の拠点あいち」

愛知県は、「知の拠点あいち」内の「新エネルギー実証研究エリア」で実証研究を実施する事業者を、2月17日まで募集している。

同県は、企業等が行う同分野の実証研究を支援する施設、「知の拠点あいち」(豊田市八草町)を運営している。2015年度よりこの敷地内に12,500平方メートルの「新エネルギー実証研究エリア」が設置された。

今回の公募は、新エネルギー分野の技術の実用化を促進するため、新たに実証研究を実施する企業や大学などを募集し、同エリアを無償で貸与する。

募集する実証研究の分野

対象となる分野は、下記のいずれかに該当する分野、およびこれらを利活用するもの。

  1. バイオマス燃料製造
  2. バイオマス熱利用
  3. 太陽熱利用
  4. 温度差熱利用
  5. バイオマス発電
  6. 風力発電
  7. 太陽光発電
  8. クリーンエネルギー自動車
  9. 天然ガスコージェネレーション
  10. 水素・燃料電池

なお、これらの分野に該当するものであっても、全ての実証研究が実施可能とは限らず、申請書を提出する前に具体的な実施内容について問い合わせ、確認する必要がある。

費用は100%事業実施者が負担

敷地の利用について料金などが掛からない一方、実証研究設備の設置・撤去に要する費用は、全て実証研究実施者が負担する。また、実証に必要な電気・ガス・水道についても使用できるが、電力線・水道管・ガス管の敷設は実施者が行い、使用量に応じて実費も負担する。

同エリア内で利用できるその他の設備は、太陽光発電システム(多結晶シリコン型、発電規模 150kW)、および蓄電池20kWh 。これらは、実証研究実施者の実証設備の一部として利用できる。また、発電した電気は設備の電源として利用できる。

なお、同究エリアに隣接する「あいち産業科学技術総合センター」には、一般市民が見学できる普及啓発コーナーが設置されており、このコーナーで実証研究のPRができる。

実証研究期間は、5年以内(2022年3月まで)。ただし、県が必要と認めた場合は、期間を延長することができる。

応募対象者は同県内に本社または事業所を有する企業や、これらの企業と共同研究を行う同県の試験研究機関または大学。申請書等の提出は、県庁内の受付窓口に直接持参する。採択結果は3月中旬に通知される。

「知の拠点あいち」は、付加価値の高いモノづくりを支援するため、愛知県が「愛・地球博」会場跡地で整備を進めている研究開発拠点。大学等の研究シーズをいち早く企業の製品化へと橋渡しする産学行政連携による共同研究や産業界の技術ニーズに対応した技術開発支援を行っている。同研究設備は、「あいち産業科学技術総合センター」と「あいちシンクロトロン光センター」および「新エネルギー実証研究エリア」の3施設から成る。

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