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三愛石油、ガス小売に参入 エリアは関東・関西・中国・九州

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経済産業省は1日、来年4月の都市ガス小売りの全面自由化以降、ガスを販売できる「ガス小売事業者」として、三愛石油(東京都品川区)を事前登録した。同社の供給予定地域は関東、関西、中国、九州。一般家庭への販売は予定していない。

三愛石油は1952年に創業、エネルギー商社として、石油製品・LPガス等の卸販売、航空燃料取扱事業、化学薬品の製造、羽田空港の給油施設、天然ガスの販売などのソリューションサービスを展開している。

LPガス事業では、ホームエネルギー全般を担うLPガス(液化石油ガス)やエネルギー機器を提供。産業向け商品として、一般高圧ガス、エアゾール用脱臭ガスなども扱っている。

家庭向け販売は大手電力4社が名乗り

これでガス小売事業者の事前登録は合計10社となった。このうち一般家庭への販売を予定しているのは、関西電力、東京電力エナジーパートナー、中部電力、九州電力の大手電力会社4社。

これらの動きを受けて、大阪ガス、東邦ガス、西部瓦斯、東京ガスは、それぞれ1月5日、10日、13日、31日に、4月以降の家庭等向けガス料金メニューと新サービスについて発表している。

関西電力は1月12日、昨年12月27日に公表した、家庭等向けガス料金メニューの一部料金を見直すとともに、同社の電気とのセット割引の割引率を拡大すると発表した。中部電力は1月30日に、東邦ガスのガス料金メニューよりおトクに設定した、一般家庭・飲食店等向けガス料金メニューを設定し発表し、1月31日より申込み受付を開始している。

東京電力エナジーパートナーは12月、ニチガスグループと提携し、同社が4月以降、主に家庭向けに販売する都市ガスについて卸供給を行う基本契約を締結。両社は2019年度を目途に、100万軒相当の顧客へガスを販売可能な条件を整備する考えを示した。

東北電力は1月19日に、ガス小売事業の登録申請を行ったことを発表している。同社は、2017年4月からトヨタ自動車東日本の岩手工場への天然ガスの供給を開始する。また、2017年秋頃を目途に、工場に隣接するデンソー岩手へも天然ガスの供給を開始する予定。なお、ガス小売事業の登録申請は、両社への供給を目的に申請したものであり、発表時点で、家庭用分野での販売は予定していない。

先月までに8件が申請

経済産業省では、ガス小売りの全面自由化に先立ち、昨年8月1日から、ガス小売事業を営もうとする者の事前登録の申請受付を開始した。今後、先月までに申請のあった8件(うち、本省2件、地方経済産業局6件)についても、審査が終了次第、順次登録していく。

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