> > 東京ガス、埼玉県でLPガス販売を手掛けるサイサンと提携

東京ガス、埼玉県でLPガス販売を手掛けるサイサンと提携

 印刷 記事を保存

東京ガスは2日、LPガス販売のサイサン(埼玉県さいたま市)と、4月のガス小売りの全面自由化に向けて、都市ガス・LPガス事業で業務連携すると発表した。

この提携により、経済性・環境性・供給安定性を備えた都市ガス・LPガスを中心としたエネルギーサービスを提供することで、高度化・多様化する顧客のニーズに対応していく。

提携の行く先は3点

同社は今後の検討事項として3点をあげる。ひとつはガス小売りの全面自由化を見据えた都市ガス事業における業務連携。サイサン東京ガスから都市ガスの供給を受けて、埼玉県で都市ガス小売りに参入するとみられる。

次に、都市ガス・LPガスおよび付加価値の提供による「総合エネルギー事業の進化」を目指した栃木ガス(栃木県栃木市)・鷲宮ガス(埼玉県久喜市)の最適な業務体制の構築。栃木ガスと鷲宮ガスは東京ガスグループの都市ガス事業者で、鷲宮ガスにはサイサンも出資している。

三つ目として、LPガス事業におけるサイサン東京ガスリキッドホールディングスの業務連携をあげる。東京ガスリキッドホールディングスは東京ガスグループでLPガス関連事業を展開する。東京ガスリキッドホールディングスは、昨年、アストモスエネルギーと、関東エリアにおけるLPガス配送網の構築・保安体制の高度化を中心に、小売・新規需要創造分野を含めた「LPガスに係る包括的アライアンスに関する基本合意書」を締結している。

サイサンは、東京都・埼玉県など1都15県でLPガス事業を展開する。また家庭等向け電力の小売りにも参入。電力販売量シェアは低圧で全国5位(資源エネルギー庁発表2016年10月分電力需給実績より)。

東京ガスの供給エリアで、家庭用都市ガス小売事業へ参入する東京電力エナジーパートナー(EP)は、日本瓦斯と提携する。両社は、日本瓦斯グループが2017年4月以降、販売する都市ガスについて東電EPが卸供給を行う基本契約を締結している。昨年12月のリリースによると、両社は、都市ガス全面自由化の初年度は50万軒相当の顧客への販売拡大を目指し、ニチガスは2017年4月から、東電EPは同年7月から販売を開始する予定。


両社は2日、「総合エネルギー事業の進化」に向け、「総合エネルギー事業に係る包括的アライアンスに関する基本合意書」を締結した。両社グループは、エネルギー大競争時代を迎えるにあたり、エネルギー市場における競合をチャンスと捉え、両社の強みを活かし、経営資源を相互に効果的に活用することで、顧客に選んでもらえるよう取り組みを推進していくと説明している。

両社は、鷲宮ガスへの共同出資のほか、東京ガスファーストエナジーへ共同出資(出資比率:サイサン52.6%、東京ガス33.4%、その他14.0%)するなどの関係を築いてきた。東京ガスは、東京ガスファーストエナジーが運営するライフバル大宮(埼玉県の一部エリアを担当)およびライフバル湘南茅ヶ崎(神奈川県の一部エリアを担当)に対し、定期保安点検および検針・料金収納業務等を委託しており、2つのライフバルを合わせ、約29万件の顧客を担当している。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.