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静岡県、食品廃棄物の活用目標を大幅アップ 59% → 84%

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静岡県は2月28日(火)まで、「静岡県バイオマス活用推進計画」の改定案についてパブリックコメントを募集している。

バイオマス活用推進基本法(2009年9月施行)において、都道府県はバイオマス活用推進計画の策定に努めることが規定された。これにより同県は2012年3月に、この計画(計画期間2011年度~2020年度)を策定した。今回、計画期間の中間年を迎え、昨年9月に改定された国の基本計画の内容も反映し、同計画が改定される。

食品廃棄物、林地残材、建設廃木材の活用目標UP

改定の主なポイントは下記の通り。

活用目標値の見直し

  • 食品廃棄物:59% → 84%
  • 林地残材(間伐材):41% → 59%
  • 建設廃木材:95% → 97%

重点取組に新たな内容を追加

重点取組に新たな内容を追加

国の基本計画の主な変更箇所のうち、県計画に記載されていない文言を反映

  • 発電に比べエネルギー効率の高い「熱利用」などの取組を推進するため、「計画策定の視点」に表現を追加
  • 「農林漁業の振興」や「地域への利益還元」につながる取組を推進するため、「計画策定の視点」に表現を追加

同計画において重点的な取組みとされる「資源を一度のみの使いきりにするのではなく、多段階に利活用し最終的にエネルギーとして活用する仕組みづくりを促進する」、「個別バイオマスの取組として、発生量が多い割には利活用が進んでいない食品廃棄物・生 ごみと林地残材(間伐材)の取組を推進する。」に加え、今回の改定で「エネルギー利用の促進のため、可能性調査や設備導入への支援を行う。」が加えられた。

なお、同計画での、各種バイオマス利活用率の目標値と2015年度の実績(2016年12月末日時点の最新値)は下記の通り。

バイオマス利活用率の目標値

(注)原材料用のほか、焼却処理施設での熱利用、発電、再資源化・縮減率も対象としている。

この表によると、今回の改定では対象外の「生ごみ」と「廃食用油(一般廃棄物」)なども、利活用率が目標値に対してやや低く、事業化できる余地が感じられる。

改定案など、資料はインターネットまたは県民サービスセンター(県庁東館2階)で閲覧できる。寄せられた意見への回答は、ホームページに公表される予定だ。

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