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OCCTO、関西電力などに広域的な電力融通を指示 中部電力の停電のため

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電力広域的運営推進機関(OCCTO)は21日、中部電力エリアの「上越火力線」の停止を受け、供給区域の需給状況改善のため、関西電力など4社に広域的な電力融通を指示したと報告した。

21日10時44分頃、上越火力発電所(新潟県上越市)と新北信変電所(長野県長野市)を結ぶ亘長62.7km、鉄塔124基の275,000Vの送電線「上越火力線」の1・2号線が停止し、上越火力発電所からの供給が停止した。これにより、長野・岐阜・三重県において大規模な停電が発生した。

このため、夕方の電力需要が想定よりも増加することが見込まれ、17時以降の供給力の不足が想定されたことから、同社はOCCTOに対し電力融通を依頼した。

エリア内の同日の予想最大電力(18時~19時)は2,136万kW。同日17時から20時まで最大140万kWを受電し、この結果、同日の18時から19時の供給力は2,208万kW(予備率3.3%)となった。

同機関が電力融通を指示をしたのは同日16時25分。指示した内容は17時から20時において、以下の通り。

  • 北陸電力は、中部電力に17時30分~19時の間、10万kWの電気を供給すること
  • 関西電力は、中部電力に17時~20時の間、最大80万kWの電気を供給すること
  • 中国電力は、中部電力に17時30分~19時30分の間、最大15万kWの電気を供給すること
  • 九州電力は、中部電力に18時~19時の間、最大35万kWの電気を供給すること
  • 中部電力は、北陸電力、関西電力、中国電力および九州電力から17時~20時の間、最大140万kWの電気の供給を受けること

その後、上越火力線が復旧したため、同発電所1-2号(出力59.5万kW)、2-1号(同59.5万kW)は送電を開始し、1-1号(同59.5万kW)、2-2号(同59.5万kW)について復旧作業を行っている。

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