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大気汚染物質の排出量、2014年度は電気業がトップ 全体的には減少傾向

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大気汚染物質の排出量、2014年度は電気業がトップ 全体的には減少傾向

煤煙年間排出量の推移
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環境省は3月13日、大気汚染防止法等で規制対象となっている工場・事業場から2014年度に排出された大気汚染物質の排出量等について調査した結果を公表した。

2014年度における硫黄酸化物(SOx)の年間排出量は142,357千m3N/年で、2011年度実績(143,843千m3N/年)と比べると1%減。窒素酸化物(NOx)の年間排出量は307,342千m3N/年で2011度実績(339,118千m3N/年)と比べると9%減。煤塵の年間排出量は35,986トンで2011度実績(36,529トン)と比べると1%減となった。

この「大気汚染物質排出量総合調査」は、3年に1度、同省が実施しているもの。大気汚染防止法に定める、ボイラー等の煤煙(燃焼等に伴い発生する有害物質)を発生させる施設(煤煙発生施設)から排出される硫黄酸化物(SOx)・窒素酸化物(NOx)・煤塵の排出量や燃原料の使用量を把握し、微小粒子状物質(PM2.5)等の低減策の検討等、今後の大気環境行政の推進を図るための基礎資料とすることを目的としている。

SOx、Nox、煤煙排出量は電気業が最大

SOxの全排出量に占める割合を業種別にみると、電気業が68,222千m3N/年(48%)と多く、次いで鉄鋼業の19,959千m3N/年(14%)、化学工業の8,944千m3N/年(6%)の順となっている。また、施設種別にみると、ボイラーが99,033千m3N/年(70%)と全体の2/3以上を占めている。

NOxの全排出量に占める割合を業種別にみると、電気業が113,351千m3N/年(37%)と多く、次いで窯業・土石製品製造業の48,504千m3N/年(16%)、鉄鋼業の41,693千m3N/年(14%)の順となっている。また、施設種別にみると、ボイラが143,121千m3N/年(47%)と全体の半数近くを占めている。

煤塵の全排出量に占める割合を業種別にみると、電気業が5,334トン/年(15%)と多く、次いで鉄鋼業の5,215トン/年(14%)、化学工業の4,285トン/年(12%)の順となっている。また、施設種別にみると、ボイラが17,321トン/年(48%)と全体の半数近くを占めている。

調査対象施設・方法など

本調査の対象施設は、大気汚染防止法(第2条第2項)に規定する「煤煙発生施設」、電気事業法に規定する電気工作物である「煤煙発生施設」、ガス事業法に規定するガス工作物である「煤煙発生施設」、鉱山保安法に規定する鉱煙発生施設である「煤煙発生施設」。

調査は、対象施設を設置する全工場・事業場に、環境省および一部自治体から調査票を配布し、回答を求めるアンケート方式で実施した。調査項目は、煤煙発生施設の情報(業種、施設種類、排出ガス量等)、煤煙(SOx、NOxおよびばいじん)の排出量などp>

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