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バイオマス活用の事業性評価、NEDOが支援 原料調達の課題を優先募集

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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は3月24日、「バイオマスエネルギーの地域自立システム化実証事業/事業性評価(FS)」の公募を開始した。FSの公募はこれで4回目。

今回の公募は、同事業のなかのFSのみ委託事業として募集。地域自立システム化実証は対象外となる。

FSのみを募集した目的は、その成果をバイオマスエネルギー拡大のための技術指針、導入要件の策定に反映するためだ。またFSは、バイオマス種(木質系、湿潤系、都市型系、混合系)ごとに行なうこととし、設備の基本設計やシステム全体のコスト分析を実施する。

とくに今回は、過去のFSに木質系の原料調達についての課題が多かったことから、林業の実務者目線での木質系バイオマスの原料調達調査や中規模工業団地系のメタン発酵事業の検討についての提案を優先的に募集する。

委託の公募対象は、具体的なバイオマスエネルギー事業を計画している事業者。採択された事業者は、そのバイオマスエネルギー事業についてFSを行う。

FSはNEDOの委託事業となり、費用は100%NEDOが負担する。事業規模は9,000万円程度で、事業規模・内容に応じて1テーマあたり1,500万円以内を想定している。採択予定は6件以内を予定。

またこの委託事業の報告書提出期限は、2018年3月9日(金)である。

公募期間は、2017年5月10日まで。またこれに先立ち、同公募の説明会が4月4日(火)15時30分から実施される予定だ。場所はNEDO分室第1会議室(東京都千代田区)。

事前登録の必要はないが、NEDOのホームページの資料等を印刷して持参すること。

2016年度(第3回公募)のFS採択事例

  • 日立製作所(東京都千代田区)が福岡県で行う「竹改質による燃料化の事業性評価(FS)」
  • 阿寒農業協同組合と北海道エア・ウォーター(北海道札幌市)が北海道で行う「家畜ふん尿由来のバイオガスエネルギーを利用した酪農地域自立システムの事業性評価(FS)」
  • 竹中工務店(大阪府大阪市)が千葉県で行う「都市と農業地域を繋ぐ循環型バリューチェーン構築を目的とした実証開発の事業性評価(FS)」
  • 木材チップメーカーの山陽チップ工業(山口県下関市)と、再生可能エネルギーを利用した6次産業の創造と地域づくりをめざすコンサルタント会社のEECL(山口県下関市)が山口県で行う「山林循環再生をめざすバイオマスエネルギー活用地域自立システム化実証事業の事業性評価(FS)」
  • 長野森林組合が長野県で行う「中山間・内陸に適した木質バイオマスエネルギー需給複合型システムの事業性評価(FS)」
  • 東海大学と東急リゾートサービス(東京都港区)が長野県で行う「里山エコリゾートのためのスローテクノロジー統合型の地域木質熱利用システムの事業性評価(FS)」

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