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北陸電力、送配電部門の法的分離へ準備スタート

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北陸電力、送配電部門の法的分離へ準備スタート

北陸電力(富山県富山市)は3月30日、2020年4月からの送配電部門の法的分離に向け、会社形態等の基本的な方向性について検討を進めるなかで、「送配電事業本部(仮称)」を設置することを発表した。設置予定は2018年度。

この本部は、法的分離への円滑な移行に向けた分離後の組織・業務運営を検証する移行準備組織である。

同社は、電力システム改革に適応するために、送配電部門の法的分離について取り組んできた。しかし、送配電部門の法的分離にあたっては、安定供給を損なうことのないよう、中長期的な供給力の確保策等を慎重に整備することが必要である。

そのため同社は2015年7月に「2020体制整備委員会」を設置し、法的分離に向けた会社形態等の基本的な方向性について議論を進めてきた。今回の組織はこの議論を受けて設置されるものだ。

また同社は今後、北陸地域を基盤に同社の強みを活かせる会社形態となるよう、組織再編や経営管理など様々な課題の検討を加速させていくとしている。

電力システム改革は3つのステップで進められている。第1弾として、2015年4月に広域系統運用の拡大の観点から「電力広域的運営推進機関」が発足。第2弾として、2016年4月に電力小売りが全面自由化された。

本改革の総仕上げとなる第3弾では、2020年4月より、送配電部門の中立性を一層確保する観点から、法的分離の方式による発送電分離が行われる。

従来は地域の電力会社が「発電」「送配電」「小売」を一体的に担ってきた。発送電分離では、送配電部門を別の会社に分離することで、送配電ネットワークの公平な利用を図ることを目的としている。

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