太陽光発電設備製造のZEN POWER、負債25億で倒産 太陽光関連で今年最大

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帝国データバンク(東京都港区)と東京商工リサーチ(東京都千代田区)は4月18日、それぞれの速報で太陽光発電パネル製造・販売を行うZEN POWER(福岡県福岡市)が、4月5日に福岡地裁より破産手続き開始決定を受けたことを発表した。負債総額は約52億円。太陽光関連では今年最大の倒産となる。

両社によると、ZEN POWERは、エスシパワの商号で、2005年12月に設立され、情報機器用超薄型IC電源の開発を行っていた。2013年10月に現商号へ変更するとともに、太陽光発電パネル製造・販売業へ業態転換した。太陽光発電モジュールの組立・販売を手掛けるために、福岡県久山町に工場を開設。日本製を強みとして国内販売のほか、海外へ輸出も行った。業績のピークとなる2014年12月期の売上高は約74億円。

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