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東京・神田に予備送電網 東京電力、非常時限定の電力融通サービス提供

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東京・神田に予備送電網 東京電力、非常時限定の電力融通サービス提供

「プレミアムグリッド®サービス」の概要

東京電力ホールディングス(東京都千代田区)と東京電力エナジーパートナー(東京都港区)は4月27日、特定エリア内の複数の建物をつないだ専用の電力ネットワークによる非常時限定の電力融通サービスが、東京都千代田区の「(仮称)神田錦町二丁目計画」に導入されると発表した。

「プレミアムグリッド®サービス」と呼ばれるこのシステムは、特定エリア内の複数の建物に対して予備の電力線を新たに敷設し、一時的な停電が発生した際は、この電力線を使用して電力を供給する。また、停電が長時間継続した際には既存の送配電ネットワークから切り離し、独立したネットワークを構築することで、エリア内に設置する非常用発電機の電力を各建物に融通するもの。

これにより、発表では大規模な自然災害でも事業活動をいち早く再開・継続するBCP(事業継続計画)対策の強化につながると同時に、エリア周辺の防災機能強化にも貢献することが可能となるとしている。

なお、今回のサービスは、東京電力エナジーパートナーの100%子会社である日本ファシリティ・ソリューション(東京都品川区)が非常用発電機と受変電設備の設置・運営管理を行う。

約1haの敷地を再開発する「(仮称)神田錦町二丁目計画」

「(仮称)神田錦町二丁目計画」は、東京都千代田区神田錦町二丁目の東京電機大学神田キャンパスと神田警察署跡地の約1haの敷地に、地上21階・地下1階建てのオフィスビルを開発するもの。総事業費は1,000億円超で、開発は住友商事(東京都中央区)が行う。

2017年5月1日に着工し、2020年3月末の竣工を予定している。

住友商事は、本サービスを活用し非常災害時に複数の周辺ビルへ電力を供給・融通する。また、災害時には建物の一部を地域に開放し、周辺の帰宅困難者最大850人を受け入れるとしている。

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