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省エネする消費者は多い、しかし正しく理解している人は2割(民間調査)

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省エネする消費者は多い、しかし正しく理解している人は2割(民間調査)

あなたは、普段の暮らし(家の中)で省エネをどの程度意識していますか?(単一回答 N=987)

リンナイ(愛知県名古屋市)は5月22日、家庭における省エネの目的や行動、理解度などを探るため、全国20~40代の男女計987名を対象に「省エネ」に関する意識調査を実施した結果を発表した。

これによると、普段の暮らしで省エネを意識している人は約7割。そのうち19.3%が「強く意識している」、48.2%が「やや意識している」と回答している。

また、省エネを意識するだけでなく実際に行動している人も「常に(できる限り)実行している」、「実行している」と回答した人が73.1%を占めた。実際に省エネ行動をしている人を年代別にみると、20代が65.3%、30代が69.8%、40代が77.5%で、年代が上がるにつれて、省エネを行っている人も増えていることがわかった。

自身の省エネについて「家計(節約)」と「環境保全」のどちらの方がより強い意識としているかを聞いたところ、「家計」と答えた人が93.5%。

省エネ対策の1位は「水を流しっぱなしにしない」(75.1%)。続いて「使っていない部屋の照明はこまめに消す」(69.5%)、「冷蔵庫のドアはなるべくすぐ閉める」(64.0%)だった。

あなたにとっての省エネは、家計(節約)を意識したものか、環境保全を意識したものか、どちらの方がより強い意識としてありますか?(単一回答 N=849)

あなたにとっての省エネは、家計(節約)を意識したものか、環境保全を意識したものか、どちらの方がより強い意識としてありますか?(単一回答 N=849※)

あなたが省エネのために具体的にしている対策はなんですか? 実際にしている項目を選択してください。(複数回答 N=886)

あなたが省エネのために具体的にしている対策はなんですか? 実際にしている項目を選択してください。(複数回答 N=886)
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東日本大震災以降、7割以上が省エネ対策を継続

2011年3月11日に起きた東日本大震災以降、節電・省エネ対策の必要性が一般家庭に求められました。当時、あなたの世帯(一人暮らしの方も同居人がいる方も)では省エネ意識がどの程度高まりましたか?(単一回答 N=987)

2011年3月11日に起きた東日本大震災以降、節電・省エネ対策の必要性が一般家庭に求められました。当時、あなたの世帯(一人暮らしの方も同居人がいる方も)では省エネ意識がどの程度高まりましたか?(単一回答 N=987)

2011年(6年前)の震災発生当時に比べて、現在の省エネ意識はどのような状況ですか?(単一回答 N=987)

2011年(6年前)の震災発生当時に比べて、現在の省エネ意識はどのような状況ですか?(単一回答 N=987)

2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、電力不足により節電・省エネ対策が一般家庭にも求められた。

当時、省エネ意識がどの程度高まったかを聞いた設問では、7割近くの人が省エネ意識が高まったと回答した。続いて、東日本大震災発生から6年経った現在の省エネ意識を聞いたところ、7割以上が継続していた。

このうち省エネ意識を「震災当時より変わらず継続している」と回答した人は55.8%で、「震災当時よりも省エネ意識が高くなった」と回答した人も16.7%いた。

エネルギーの自由化に興味がある人は半数

2016年4月に電力の小売りが自由化、2017年4月には都市ガスの小売りが自由化となりました。あなたはこのことについて、どの程度関心がありますか?(単一回答 N=987)

2016年4月に電力の小売りが自由化、2017年4月には都市ガスの小売りが自由化となりました。あなたはこのことについて、どの程度関心がありますか?(単一回答 N=987)

2016年に電力自由化、2017年に都市ガス小売り自由化が開始されたことを受け、どの程度関心があるかを聞いたところ、約半数の人が関心があると回答した。

省エネ対策の実行有無別にみると、実行している人では58.6%、実行していない人では25.6%という結果となり、省エネに関心を持ち、対策を行っている人ほど、エネルギー自由化に対しての関心も高いことがわかった。

省エネ設備の導入に6割以上が「初期費用」を懸念

今後、あなたが家を建てる時やリフォームの際に、省エネ設備(発電機や給湯器など)の導入をどの程度検討しますか? ※現在のお住まいから引越しをすると仮定して、お答えください。(単一回答 N=987)

今後、あなたが家を建てる時やリフォームの際に、省エネ設備(発電機や給湯器など)の導入をどの程度検討しますか? ※現在のお住まいから引越しをすると仮定して、お答えください。(単一回答 N=987)

家を建てる時やリフォームの際に省エネ設備(発電機や給湯器など)の導入を検討するかどうかを調査したところ、「検討する」と回答した人が6割以上を占めた。

一方で、省エネ設備の導入にあたり障壁に思う点や気になる点、購入をためらう理由を聞いたところ、トップは「初期費用が高そう」(62.3%)、続いて「どれくらい省エネ効果があるのかよくわからない」(47.9%)、「(機械の設置など)導入する手間がかかりそう」(36.0%)だった。

「省エネ暮らし優等生」はわずか2割

省エネ理解度判定

省エネ理解度判定

さらに、リンナイは、省エネを正しく理解できているかどうかを探るため、消費生活アドバイザー和田由貴氏に監修してもらい、全12問の「省エネ理解度テスト」を作成・実施した。

12点満点のテストの平均点は6.1点となり、8点以上獲得できた「省エネ暮らし優等生」は全体の約2割にとどまった。中でも「すべての電化製品には待機電力がかかるため、プラグを抜いたほうが省エネになる」や「白熱電球をLED電球に換えると電気代は約半分になる」(※どちらも×)の正答率は約2割と低い結果となった。

「省エネ理解度テスト」の解説は、同社のウェブサイトよりPDF版がダウンロードできる。

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