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水銀ランプより高い殺菌能力の「深紫外LED」 水俣条約改正ニーズ狙う

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スタンレー電気(東京都目黒区)は5月18日、殺菌能力の高い265nm(ナノメートル)の波長で50mWの出力を実現した深紫外LEDの量産化技術を確立したと発表した。同製品は12月より量産開始される予定。

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同製品は、深紫外領域での吸収が少ないAlN基板を採用し、さらに基板裏面にフォトニック構造を構成したことで光取出し効率を向上させ、高い殺菌能力をもつ265ナノメートルの波長で、世界最高レベルである50mWの出力を達成したという。

紫外線殺菌の世界市場は、深紫外の水銀ランプだけでも2020年には1,600億円程度の規模になると見込まれている。一方、本年8月16日に発行する水銀に関する水俣条約において、将来的に殺菌用水銀ランプが将来的には製造・輸出が禁止されることも予想される。

同社は、その予測から、水銀ランプの代替品として、高効率の深紫外LED量産化する技術を確立した。

今後同社は、同製品をデバイスもしくはモジュールの形態で、顧客のニーズにあわせて販売する予定。

深紫外LEDの工程概要と技術・設備譲渡後のイメージ

深紫外LEDの工程概要と技術・設備譲渡後のイメージ

同社は、今年1月より、トクヤマ(東京都千代田区)が保有する深紫外LED関連の特許、ノウハウおよび開発・生産設備を譲渡され、事業化を行っている。

なお、発表によれば、波長265nmの本製品は、薬品で死なない耐塩素性菌(クリプトスポリジウム)に対して水銀ランプの波長(253.7nm)より殺菌効果が高いという。

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