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中部・北陸・関西の電力3社、送配電部門で連携 需給調整などを効率化

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中部・北陸・関西の電力3社、送配電部門で連携 需給調整などを効率化

具体的取り組み例1(設備形成の最適化)
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中部電力、北陸電力、関西電力の3社は6月2日、送配電部門において、電力需給調整や電力系統の運用面などについて、相互連携による一層の効率化に向けた検討を行うと発表した。今後、詳細な協議を進めていく。

3社は地理的に隣接し、電力系統が相互に連系しているため、従前より送配電にかかわる効率的運営や技術的課題に連携して取り組んできた。

たとえば、他社連力系統との連系強化では、供給信頼度向上・供給予備力の節減、系統故障時・需給逼迫時の電力融通による需給安定化の取り組みを実施。

また、送配電設備が近接しているエリアでは、送配電設備の保守業務の受委託、災害復旧時の相互応援など、幅広く協力してきた。

今回、一層の効率化の取り組みとして、「設備形成の最適化」と「調整力の相互活用」をあげている。「設備形成の最適化」では、3社の送配電設備が混在している地域において、経年取替等のタイミングで、設備のスリム化と最大限の有効活用を図ること等を検討する。

また、従来はエリア毎に調整力を活用して需給バランス調整を実施してきたが、「調整力の相互活用」では広域需給調整について検討していく。

具体的には、広域的なインバランス・ネッティング(エリア間で発生する余剰・不足インバランスを相殺すること)や、広域メリットオーダー(エリアをこえて安価な順に調整力を活用すること)を考慮することにより、一層効率的な調整の推進等を図る。

3社は、今後も引き続き、地域の理解を得ながら、顧客に安全・安価で安定した電気を供給できる取組みを進めていく考えだ。

具体的取組み例2(広域的な需要調整の検討イメージ)

具体的取り組み例2(広域的な需要調整の検討イメージ)
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発電計画と実績の差「インバランス」

発電事業者・小売電気事業者は、毎日、翌日の発電・需要の計画を、電力広域的運営推進機関を通じて一般送配電事業者に提出。

これらの計画と実績の差をインバランスといい、インバランス補給を行う一般送配電事業者と、インバランスを発生させた発電事業者・小売電気事業者との間で、事後的に料金精算が行われる(経済産業省資源エネルギー庁資料「託送供給等における インバランス精算について」2016年8月30日より)。

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