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長野県の水力発電所→東京都の保育園へ 丸紅新電力・みんな電力が連携

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長野県の水力発電所→東京都の保育園へ 丸紅新電力・みんな電力が連携

奥裾花第二発電所

長野県は6月6日、東京都の世田谷区立保育園や大阪、名古屋の企業に利用される電気を発電する「水芭蕉発電所(奥裾花第二発電所)」の竣工式を6月13日に開催すると発表した。

同発電所は、「長野県と都市部をつなぐ電力販売」として、同県の伊那市と長野市に建設された2つの水力発電所のうちのひとつ。どちらも2017年4月より運転開始している。

奥裾花第2発電所位置図

奥裾花第2発電所位置図

同事業は、長野県が丸紅新電力(東京都中央区)に電力販売し、それを連携先のみんな電力(東京都世田谷区)を通して、信州の電力を大都市の需要家に販売するもの。

需要家は、応援したい発電所を選び、電力を購入し、料金の一部を応援料(100円/月)として発電所に還元する。この応援料は、発電所・立地地域の見学ツアー、県産品プレゼントなどで、需要家に還元される。

また、同県は電力販売収益の一部を、子供の未来支援や、省エネ支援などに活用していく計画だ。売電期間は、2017年4月1日~2020年3月31日までの3年間。

今回竣工式が開催される長野市の「奥裾花第二発電所」の最大出力は980kW、年間発電量は507万kWhを見込む。

同発電所は、既設の奥裾花発電所では利用しきれずに奥裾花ダムから放流していた水を利用する発電所として建設され、2017年4月から運転を開始している。最大有効落差48.17メートルの圧力と、毎秒2.53立米の水力により発電する。総事業費は11億円。

また「長野県と都市部をつなぐ電力販売」事業でのもうひとつの発電所が、伊那市にある「高速さくら発電所」。

ここは高遠ダムの維持放流水を利用する発電所で、最大有効落差21.4メートル、最大使用水量は、毎秒0.96立米。最大出力は180kWで、年間発電量は125万kWhを見込んでいる。

これら2か所で発電された電気は、東京都世田谷区立保育園約40園に販売するほか、大阪・名古屋の企業、自然エネルギーを導入したい大都市圏の一般家庭などにも供給される予定だ。

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